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今の家賃との比較だけで住宅ローンを考えるのはダメ!ですよ。
今回の家づくりお役立情報のコーナー 住宅ローン編は・・・。
『今の家賃との比較だけで住宅ローンを考えるのはダメ!ですよ。 』というテーマについて書いてみたいと思います。
こんにちは!
ブログ読んで頂きありがとうございます。
思わず深呼吸したくなる健康・快適・幸せに暮らせる木の家づくりをしています。
京都府舞鶴市の木を愛する・・・塩見工務店
塩見智則です。
さて・・・
家を買うという人は住宅ローンを借りるというのがほとんどかと思いますが、その住宅ローンの借入額はどのように判断していますか?
もしかして・・・
「今の家賃と比較して高いか安いか?」
という基準だけで判断していませんか?
それってダメなんですよ!ご存知でしたか?
っていう話を今日は書いてみますね。
みなさんはこんな表記をチラシや広告などで見かけたことはありませんか?
「頭金もボーナス払いもなしで、月々70,500円!」(※3年固定、金利1.0%、35年払い)
これを見たら、「お!頭金もボーナス払いもなしで、月々70,500円かぁ~。これなら今の家賃と同じくらいだし、うちも余裕で返していけるなぁ~。」
と思いませんか?
ぼくは以前は思ってました。
ただ、この試算は嘘でもなんでもなく、本当のことを書いてあるちゃんとした正当なローンの試算です。
でもこれだけで安易に判断しないで欲しいってことなんです。
それはなぜかというと…
※印で書いてあるローンの条件をよく見てください。
1.※3年固定、金利1.0%、35年払い
と書いてあります。
もしもこの3年固定じゃなくて、金利上昇リスクを回避するために、35年全期間固定金利にすると
2.※35年固定、金利2.0%、35年払いという条件で借りることになります。
そうすると、月々の返済が・・・70,500円から82,800円になるんです。月々12,300円も増額しちゃうんですね。
これだと、ちょっとなぁ~って人ももしかしたらいるかもしれません。
さらに考えますと、35年間の支払い総額は①で29,610,000円、②で34,780,000円となります。
そして、そもそものローンは2500万円です。つまり2500万円という同じ金額のローンを組むのに、ローンの商品が違うだけの①と②で517万円も違うんですねぇ。
スーパーで100円安い商品を探したり、建てる家のコストダウンなどでせっかく節約を積み重ねてきたとしても、
この住宅ローンの金利タイプの違いだけで大きく変わってしまう可能性があるわけです。
これを「よく分からない」「おまかせ」ということで見逃してしまっていては「木を見て森を見ず」になってしまう可能性があるわけです。
だから、住宅ローンは家賃との比較だけで考えるのはダメ!ってことなんです。
ちなみに、①と②の違いは金利が3年固定か35年固定かというところだけです。
ここまで読んでいただいた方は、こういう広告を見たときにそんな視点も持ってもらうといいのではないでしょうか?
☆こちらの記事も参考にどうぞ!
・『住宅ローン』の疑問について書いた記事をまとめてみました
・これから楽しい家づくりをはじめる前に知っておきたい家づくりお役立ち情報書いた記事をカテゴリーごとにまとめてみました。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!^^