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傷も味になる?無垢材×子育てのリアルと、後悔しないポイント

「無垢材っていいな…でも大変そう?」という方へ

「無垢の床ってあこがれるけど、子どもがいると傷だらけになりそう…」
「自然素材ってよさそうだけど、実際どれくらいメリットがあるの?」

家づくりを考えているご夫婦から、そんな声をよく聞きます。

僕自身、大工時代から含めて何十種類もの床材・壁材に触れてきましたが、やっぱり無垢材には、ほかの建材にはない「やさしさ」と「深み」があると感じています。

ただ、その一方で、

・反りやすい
・すき間があく
・傷がつきやすい
など、「ちょっとクセのある、生きた素材」でもあります。

この記事では、施工する側の目線と、家族で暮らす側の目線の両方から、
「無垢材って結局どうなの?」をできるだけ正直にお伝えしますね。

子育て中のご夫婦が、後から「こんなはずじゃなかった…」とならないように、
メリットもデメリットも、両方知ったうえで選べる状態を目指しましょう。

無垢材とは?まずは基本から

無垢材=「混じりけのない、一本の木」

「無垢(むく)」という言葉には、“混じりけがない”という意味があります。
無垢材とは、一本の木から切り出した、純粋な木の板のこと。

・合板のように、何枚も貼り合わせていない

・化粧シートやプリント柄ではない

・木そのものの香り・木目・手触りをそのまま楽しめる

というのが、いちばんの特徴です。

どこに使われる素材?

無垢材は、家のいろんなところで活躍します。

・床材(無垢フローリング)

・天井・壁材(羽目板など)

・カウンター・造作棚・テレビボードなどの造作材

同じ「木」といっても、
床に向いている樹種、カウンターに向いている樹種など、それぞれ個性があります。

無垢材のメリット|子育て世代にうれしいポイント

無垢材の良さは、ただ「ナチュラルでかわいい」だけではありません。
ここからは、共働き・子育て世代の暮らしがどう変わるかに絞ってお伝えしますね。

① 室内の湿度をやさしく整える「調湿性」

木には、目に見えない小さな細胞がたくさん詰まっています。
この細胞が、まるでスポンジのように空気中の水分を吸ったり吐いたりしてくれます。

・梅雨どき:空気中の水分を吸って、ジメジメ感を和らげる

・冬場:乾燥しすぎるのを少しやわらげる

機械を使わない、天然の「ちょっとだけ加湿&除湿」機能ですね。

とくに、

・洗濯物を室内干しすることが多い

・花粉の時期は窓をあまり開けたくない

というご家庭だと、この「ささやかな調湿力」が、暮らしのラクさにつながりやすいです。

※ただし、調湿する=木が伸び縮みする、ということ。
その分、施工のときに「逃げ」をつくることがすごく大切になります(ここは工務店の腕の見せどころです)。

② 足ざわりが気持ちいい|冬でも素足がつらくない

木は、細かい空気をたくさん含んだ構造をしているので、断熱性が高い素材です。

無垢の床にすると…

・冬でも「ヒヤッ」としにくく、素足でも立ちやすい

・夏もベタっとせず、サラッとした足ざわり

になります。

保育園から帰ってきたお子さんが、
靴下をポイッと脱いで、そのままリビングを走り回る姿を見ていると、
「この床にしてよかったなぁ」と感じられると思います。

性能面では、きらくハウスでは断熱・気密・換気などは標準で高水準にしたうえで、
床材をどうするかを一緒に考えていきます。素材だけに頼らず、家全体で快適性をつくるイメージです。

③ 心がちょっと落ち着く「木のぬくもり」

森の中を歩いていると、なんとなくホッとした経験はありませんか?

あれは、木から出るフィトンチッドという成分の影響だと言われています。
無垢材の床や壁に囲まれた空間は、同じように

・心が落ち着きやすい

・緊張がほぐれやすい

・なんとなく「帰ってきたくなる」

そんな雰囲気をつくってくれます。

「子どもが前よりよく眠るようになった気がする」

「仕事でバタバタしても、この家に帰るとホッとする」

とお話しくださるご家族もいらっしゃいます。

④ 傷も「思い出」にできる、長く付き合える素材

ビニール系の床材(フロアタイルなど)は、
表面がめくれるとそこで終わり…ということもありますが、

無垢材は「削って再生できる」のが大きなメリットです。

・子どもがおもちゃを落としてついた傷

・椅子を引きずってできたへこみ

こういったものも、紙やすりで軽く削ってあげると目立ちにくくなります。

数十年後に、
「このキズは、子どもたちがミニカーで遊んでたときのやつやなぁ」と
笑って話せるような、時間とともに味わいが増す素材ですね。

無垢材のデメリットと、その付き合い方

もちろん、いいところばかりではありません。
ここからは、「あらかじめ知っておくと安心なポイント」をお伝えします。

① 反り・すき間が出ることがある

無垢材は、空気中の水分量で伸びたり縮んだりする生き物です。

・冬の乾燥で、板と板の間にすき間があく

・梅雨どきに、床が少し浮いたように感じる

こういった変化は、程度の差こそあれ、どうしてもゼロにはできません。

対策としては、

・しっかり乾燥・調整された木材を使う

・床下の通気を確保して、湿気をためない

・張り方に「逃げ」を取る施工をする

など、設計と施工でコツコツ積み重ねるしかありません。

塩見としては、
「無垢材は、信頼できる施工チームがいてこそ活きる素材」だと思っています。

② 傷や汚れに敏感|でも選び方で変えられる

杉やパインなど、やわらかい木はとくに傷やへこみが付きやすいです。

・お子さんがおもちゃを投げた

・椅子の脚でギュッと押してしまった

そんなとき、合板フロアよりも跡が残りやすいのは事実です。

ここで大事なのは、「それをどう受け止められそうか」。

「味」として楽しめそうなら

・足ざわりのやさしい杉・パインなども候補に

・できるだけ自然なオイル仕上げにして、木の表情を楽しむ

どうしても傷が気になりそうなら

・硬めのオーク・栗などの樹種を選ぶ

・表面を少し硬くする塗装で仕上げる

といった工夫もできます。

きらくハウスでも、小さなお子さんがいるご家族には、素材や仕上げを一緒に相談しながら決めていきます。
「肌ざわりのいい素材」「掃除しやすさ」「子どもの安全性」を両立できるよう、サンプルを触っていただきながら比較していきます。

無垢材が向いているご家族・向いていないご家族

無垢材が「とくに向いている」ご家族

・自然素材・木の雰囲気が好き

・化学物質ができるだけ少ない家で暮らしたい

・小さなお子さんが床でゴロゴロする時間が長い

・傷や色の変化も「味」として楽しみたい

といった価値観のご家族には、無垢材はとても相性がいいと思います。

無垢材より他の素材が合うかもしれないご家族

・床のすき間や反りを見つけると、どうしても気になってしまいそう

・「傷=ストレス」で、できるだけ完璧な状態を保ちたい

・忙しくて、床のオイルメンテナンスなどはほぼできない

こんな方には、複合フローリングやフロアタイルなどの方が向いている場合もあります。

無垢材が「良い・悪い」ではなく、
「自分たちの性格や暮らしに合うかどうか」で考えるのが、失敗しないポイントです。

きらくハウスの「無垢材との付き合い方」

きらくハウスでは、
「無垢材をゴリ押しする」ことはしていません。

① 性能は標準でしっかり、その上で素材を選ぶ

・耐震等級3

・断熱等性能等級6(UA値0.46以下)

・C値0.5以下

・第一種換気システム

といった性能は標準仕様でしっかり確保したうえで、
床や壁、カウンターなどの「見える部分の素材」を、予算と暮らし方を見ながら一緒に選んでいきます。

「性能は当たり前。その先の暮らしをどう楽しむか」を大事にしているからこそ、
無垢材も選択肢のひとつとして提案しています。

② 年間8棟限定・営業マンなしだからこそできる寄り添い

きらくハウスは、年間8棟限定・営業マンを置かないスタイルで、
一組一組のご家族とじっくり向き合う体制をとっています。

・「本当に無垢材が自分たちに合っているのか」

・「子どもが小さいうちは、どこまで自然素材にこだわるべきか」

・「将来のメンテナンスも含めて、無理のない選択はどれか」

こういったところを、一緒にテーブルを囲みながらお話しして決めていきます。

まとめ|無垢材は「生きた建材」。相性を知って選べば、心強い味方に

無垢材は、

・調湿性

・断熱性・足ざわりのよさ

・心を落ち着かせる雰囲気

・長く使える再生可能な素材

といった、大きな魅力を持った「生きた建材」です。

その一方で、

・反り・すき間が出る

・傷や汚れがつきやすい

といったクセも、正直に言えばあります。

だからこそ、

・自分たちの性格

・子どもの年齢や暮らし方

・手入れにかけられる時間や気持ち

こういったものも含めて、「うちの家族と相性がいいかどうか」を一緒に考えることが大切だと思っています。

「うちの場合はどうだろう?」と思われた方へ

・無垢材の床と、複合フローリングの違いをもっと詳しく知りたい

・子どもが小さい今の時期、どんな素材が現実的か相談したい

・無垢材×高性能な家って、どんな暮らし心地になるのか聞いてみたい

そんな方は、「まだ土地も決まっていない」「何から話せばいいか分からない」状態でも大丈夫です。

具体的なプランや契約の前に、
「素材の勉強会」くらいの感覚でお話しに来ていただいてOKです。

「自分たち家族にはどんな素材が合いそうか」、
舞鶴で三代続く工務店としての現場目線と、
同じ子育て世代としてのリアルな感覚の両方から、一緒に考えさせていただきますね。


家づくりって、「間取り?」「デザイン?」「性能?」…何から考えたらいいか分からなくなりますよね。
実は僕も、自宅を建てるとき同じことで悩みました。

家づくりの一番むずかしいところは「正解が一つじゃない」ってこと。ご家族の数だけ、暮らし方や大事にしたいことが違うんですよね。だからこそ、きらくハウスでは一組ずつ丁寧にヒアリングして、「そのご家族らしい家」を一緒にカタチにしていきます。せっかくの家づくり、後悔や不安でいっぱいじゃもったいないです。家づくりは本来、夢があって楽しいものですから。

そのためには、正しい情報と知識をもとに計画することが大切。僕たちも全国の工務店ネットワークで日々勉強しながら、「後悔しない家づくり」のための知識を分かりやすくお伝えしています!

もし「家づくり、何から始めよう?」と感じている方は、ぜひ 今月のイベント にお気軽にご予約のうえお越しください!

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【 京都府舞鶴市の工務店 きらくハウス( 塩見工務店) 】

きらくハウスは、京都府舞鶴市を拠点に、車で60分圏内を施工エリアとして、地域に根ざした家づくりのお手伝いをしています。

社長・専務ともに元大工・技術者出身で、創業から90年以上の歴史を持つ地域密着の工務店として、新築注文住宅はもちろん、リフォームやリノベーション、古民家再生、ちょっとしたおうちの修繕まで、幅広く対応しております。

「家を売るのではなく、家を一緒につくる工務店でありたい」
そんな想いから、営業マンを置かず、自社大工が責任施工。
年間8棟限定で、一棟一棟に心を込めた家づくりを行っています。

家づくりでの不安や疑問も、どうぞお気軽にご相談ください。
お客様のペースに合わせて、土地探し・資金計画・間取りプランなどトータルでサポートいたします。

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