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これから家づくりをされる方は絶対に知っておきたいUA値という基準

こんにちは!

    思わず深呼吸したくなる健康・快適・幸せに暮らせる木の家づくりをしています。

ブログ読んで頂きありがとうございます。

 

 京都府舞鶴市の木を愛する・・・塩見工務店

 

塩見隆宏です。

 

僕がこの仕事をやり始めて約25年が経ちまして、時代は急激に進歩していると感じます・・・。

昔はなかったものが今は当たり前…。

 

今やスマホも当たり前…。

皆さんは15年前にスマホを持ち歩くなんて想像できましたか?

もはや電話という機能がメインじゃなくて、インターネットで調べたり、LINEで連絡を取り合ったり、小さなパソコンをポケットに入れて持ち歩いてるようなものですもんね。

 

スマホやIPadの写真でお客様に説明したり、お施主様とLINEでやり取りしたり・・・。

 

10年前には想像できない世界・・・。

うちの先代の祖父がこの光景を見たらどう思うんだろう・・・。

 

確実に腰を抜かすであろう・・・。

 

間違いなく時代は急激に進歩をしています。

 

この便利さが逆に不便!って方もいると思うし、別に不便だと感じるんであれば使わなくてもいいと思う。

 

ただ使うことで便利なものは使うべきだし、パソコンもスマホも使えた方が良いと思いますね。

 

僕らのようにお客様の要望を聞き、お客様の一生に一度の大事な家づくりにお役にたてるのなら積極的に使っていきたいと思ってますし、

事実LINEというのは僕たち建築会社にとってもお施主様にとっても要望を伝えやすく便利なツールです。

 

最近では書類の申請の受付もインターネットでの申請が当たり前になっており、

補助金の申請はインターネット経由でしか受け付けませんという時代になり正直使えないと仕事にならないそんな時代です。

 

大工は良い家が建てられる技術があったら良いんだ!・・・そんな時代は遠い昔の話です。

良い家が建てられる技術+αの時代と共に変わっていく家づくりの法改正や知識的な部分に対応できる事

 

次々と変わっていく時代の流れには取り残されないようにしないとなーと常々思っています。

 

前置きが長くなりましたが・・・。

 

今日のテーマは・・・。

『これから家づくりをされる方は絶対に知っておきたいUA値という基準』というお話を書いてみたいと思います。

 

お客様の一生に一度の大事な家づくりを真剣に考えられてる建築会社さんならもうすでに理解を深め

対応されている基準のお話です。

 

ここ10年前もうちょっと前くらいかな?

あたりから・・・住宅は高気密・高断熱と言われるようになり、断熱の重要性が言われています。

 

そして・・・。

これからの家づくりは間違いなく省エネの方向へ進んでます。


国では、2020年に省エネルギー基準への適合義務化を行なう方針を昨年打ち出しています。

 

簡単に説明すると・・・。

 

皆さんが車の購入をご検討される際にどのような基準で判断をされますか?

 

デザインや排気量もありますが、多くのお客様は『燃費』で選ばれることと思います。

 

AQUA、プリウス、FITなどのハイブリッド車がたくさん走っているのがその理由の1つだと思います。

 

その流れが住宅にも来ているってことですね。

 

今後、新築をご検討される上で、同じように燃費で住宅を考える時代になり、住宅の燃費を無視することができなくなるのです。

というかすでになっています。

 

要は、住宅を高断熱化することで、電気やガスの消費を少なくし、ランニングコストを抑え、低燃費な住宅とすることができるのです。

 

おそらく家づくりをお考えで住宅会社さんのモデルルームや完成見学会にいかれた際、

どの建築会社さんもうちの○○断熱は良いとか。

うちの建てる家は夏は涼しく・冬暖かい高気密高断熱の家ですよ!

って言われたりしているのを聞いたことがあると思います。

 

でも何を基準に?って思ったりしませんか?

 

A建築会社に話を聞いても、B建築会社に話を聞いても同じこと言ってるし・・・。

どっちの家が高気密高断熱?っておもわれたことないですか?

 

車の場合は、リッターあたり何キロ走るか?という目安となる数字がありますね?

 

これまでの住宅の場合はそう言った具体的な数字がありませんでしたが・・・。

 

今後は、 UA (外皮平均熱貫流率)という数字で表すことになります。

 

その数値を計算するには『外皮計算』というものをすることで出す事ができます。

 

UA値』が今後の家づくりを考える上で重要なキーワードになりますので、新築をご検討される方は必ず覚えといてくださいね。

 

 

断熱性能を表す数値で、数字が小さいほど、断熱性能が良いことを意味します。

 

地域ごとに、基準の数値が決められていてその基準を満たしましょう!

というのが『2020年省エネルギー基準適合住宅』という言われているものです。

 

ちなみに京都府は5地域という区分に入り、2020年省エネルギー基準適合住宅の基準値がUA値 0.87以下です。

 

要するに2020年からはこの基準値を満たせないと建築会社は家を建てることはできませんよ!ということで住宅業界の2020年問題とか言われています。

 

建築会社を脅すようなこんな冊子もつくられています・・・。

 

1年前・・・。

基準が正式に発表されたときの僕の様子とかぶります・・・。

『UA値なんのこっちゃ!どうしよう・・・』というやつです・・・。

 

ただ問題なのは建築会社側の話であって、これから家を建てるお客様にとってはメリットしかありません。

 

その基準を満たす事で光熱費の節約、快適な生活、住宅ローンの金利の優遇(フラット35の場合)などメリットが大きいのです。

 

国が政策的に省エネの方向にもっていきたいということで、

2020年までにこの基準を満たせない建築会社は家を建てないでくださいね!

という事なので対応できない建築会社はこれから淘汰されるということですね・・・。

 

今から家を建てるのであれば2020年省エネルギー基準適合住宅施行まで3年ありますが(2017年現在)、

今年から省エネルギー基準に適合した住宅を考える事をおすすめします。というか必須です。

 

塩見工務店では昨年その基準が発表されてから全棟外皮計算をし、2020年省エネルギー基準適合住宅に対応しています。

 

といいますがこれまで弊社が建ててきた断熱材アイシネンを使用した住宅で外皮計算をしたところ2020年省エネルギー基準のUA値をクリアしていました。

 

ただUA値0.87以下というのはあくまで基準の数値でここからはお客様の要望や予算しだい

にはなるところですが塩見工務店では省エネ基準からさらにエネルギー消費量を10%軽減する「認定低炭素住宅」におすすめしていますし、できれば標準仕様にしたいと考えています。

 

なぜなら「認定低炭素住宅」でフラット35でローンを組まれる場合、10年間0.3%優遇されるので(月々8500円前後お得)

メリットは大きいからです。

 

現在、新築を進めてさせているお宅は「認定低炭素住宅」で申請し、家づくりをすすめています。

 

平成284月からBELS(ベルス)というの数で性能表示制度ができました。

おそらくこれから耳にする機会が増えてくると思います。

ちょっと難しい内容になりましたが・・・。

 

このBELS(ベルス)という性能表示基準で2020年省エネルギー基準適合住宅で☆2つ

認定低炭素住宅で☆3つです。

 

じゃあ☆5つのZEH基準って?と思われた方もおられると思いますが、

『ゼロエネルギー住宅(ZEH)』と呼ばれるもので、

現在、ハウスメーカーさんが宣伝されるので、一度は耳にされたことがあるのでは?

 

ハウスメーカーさんにしか出来ないと思われているゼロエネルギー住宅は、工務店でも普通に出来ますし、逆に出来ない工務店の方が少なくなってきてます。

ここまでの基準まで満たそうと思うと太陽光が必須となってきますので、大幅にコストが上がりますので必然的に予算のゆとりのある方は検討されてはどうですか?という話になってきます。

もう少し詳しい内容はまたの機会にブログに書くとして・・・。

 

今回のポイントを簡単にまとめると・・・。

以下の3点はこれから家づくりをされる方は絶対に知っておいてくださいね。

・これからの住宅には省エネルギー性能の高い家が必須です。

・その省エネ性能を表す数字が『UA値』で外皮計算をすることで求めることができます。

・数値が小さい家が燃費が良い家で2020年からは0.87以下の家を建てることが義務化されます。

 

外皮計算でUA値』というものを求めることができて数字が小さい方が燃費が良い家で、

2020年までには0.87以下にしないとダメですよということですね。

 

これから家づくりを考える際とても重要になりますので、これから家づくりお考えの建築会社さんに、

・『外皮計算はされていますか?』

・『今、現在建てられている家のUA値は?』

・『2020年省エネルギー基準適合住宅に対応されていますか?』

と質問してみて下さい。

 

この質問に答えれる建築会社さんを選ぶことがこれからの一つの基準になると思います。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました!


顔写真 (2)

木を愛する・・・塩見工務店 専務取締役 塩見智則です。

1977年京都府舞鶴市生まれ かに座のA型です。

二級建築士です。現在・・・子育て真っ只中・・・。

家は家族の幸せのために健康で快適に過ごせて日々の暮らしを楽しめるためにあるんです。

注文住宅を建てることや家を売ることが仕事ではありません。

あくまで家づくりを通して家族の幸せな暮らしをつくることが僕の仕事なんです。

家づくりは一生に一度の一大事業とよく言われます。

一生に一度ということは多くの方が経験の無い中で家づくりに取り組むことになります。

そして金額的にも高価な買い物であるため、後悔や失敗をしたくないと思い、不安になるのは皆さん同じだと思います。

本来、家づくりは夢のある楽しいことなんです。

僕もプロとして仕事をしていても家づくりは楽しいことなんです!

そんな楽しい家づくりだからこそ、不安を抱えながら家づくりをするのではなく、

不安を少しでも取っていただきたいです。

『家づくりお役ち情報コーナー』ではその不安を少しでもとって楽しい家づくりを頂くために知っておくと役立つ?役に立てば嬉しい(僕がですが・・)情報を発信しています。

詳しくはこちらをお読みください。

『家づくりお役ち情報コーナー』


 

 

 

 

 

 

 

 

 

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木を愛する・・・塩見工務店は舞鶴市を中心とした京都北部エリア(福知山市、綾部市、宮津市、京丹後市)で

一生に1度の家づくりを大切にして健康に快適で暮らしたい!毎日の暮らしを楽しみたい!

お客様のために思わず深呼吸したくなる本物の木と自然素材の家の魅力を伝え広めていくために家づくりしている工務店です!

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