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ミスマッチで貴重な時間がムダにしないために・・・家の大きさを意識しながら土地や住宅会社を決めましょう!

こんにちは!

    思わず深呼吸したくなる健康・快適・幸せに暮らせる木の家づくりをしています。

 

ブログ読んで頂きありがとうございます。

 

 京都府舞鶴市の木を愛する・・・塩見工務店 

 

塩見智則です。

 

人によって部屋の広さの感覚が違うのはなぜなんでしょう?

 

お客様と打ち合わせさせて頂くと必ず部屋の広さをどれくらいにするかという話が出てきます。

 

「寝室の広さは10帖くらいほしいな。」とか

「子供部屋は4.5帖あれば十分かな。」など、

家をつくる時に欲しいと思う部屋の広さのイメージや希望を皆さん持たれている方が多いと思います。

 

この部屋の広さの感覚なんですが、実は人によってかなりバラツキがあります。

 

僕が家の要望をヒアリングしている時に、初めて奥さんと旦那さんで欲しい部屋の広さが全然違う事を知ったというご夫婦もかなりいらっしゃいます。

では、なぜこれほど欲しい部屋の広さが違うのでしょうか?

 

育った環境が違う

 

部屋の広さの感覚が人によって違う一番の要因。

それは、人によって育った環境が違うという事です。

 

やっぱり自分の育った家の部屋が広さの基準になるんですね。

 

では、なぜ自分の部屋が基準になるか見てみましょう。

 

自分の育った部屋

寝室や子供部屋は、特に自分がどんな部屋で育ったかによって大きな影響が出てきます。

 

広い部屋をもらって育った人は子供に同じような環境を与えてあげたいと思いますし、

小さな部屋で育ったり、子供部屋をなかなかもらえなかった人なんかは子供部屋は寝る場所と机さえ置ければ十分と考えることが多い傾向があります。

 

(僕なんかは4人兄弟の次男なんで自分の部屋を手に入れる事ができませんでした。

 

自分の部屋が6帖だった人は子供部屋は6帖くらいと考える方が多いですし、4.5帖で不便だったなら6帖くらいの子供部屋与えたいなと思います。

反対に6帖もいらないとか、4.5帖で十分という方もいらっしゃいます。

 

ここでの違いも、やはりこれまでの自分の経験が1つの基準となっているんですね。

 

そしてご夫婦で育った環境が違うので、広さの感覚がズレやすくなってしまいます。

 

特に、田舎の育ちなのか、それとも都会の育ちなのかで部屋の広さの感覚は違ってきます。

 

田舎育ちの人の方が広い家で育った可能性が高いので部屋の広さは広くて当たり前という傾向にありますし、

都会で育った人はその逆になるんですね。

 

ここがご夫婦で意見が割れやすいポイントと言えます。

 

特に学生時代、その部屋に友達が集まって楽しかったという記憶のある人は、同じような環境を子供に与えたいという傾向があります。

 

部屋の広さが問題になる場合とは・・・。

それぞれ育った地域で家を建てるのであればあまり問題は起きませんが、仕事や学校で都会に出てきて家を建てる場合、

この部屋の広さの感覚が問題になってきます。

 

例えば、郊外の30坪くらいの土地を購入して家を建てるとします。

 

土地が30坪くらいで駐車場もできれば2台欲しいとなると、家の延べ床面積で30坪取れるかどうかくらい。

 

その30坪の家に、寝室は10帖、子供部屋は8帖が2つ、さらに各部屋に収納を付けて、それとは別にウォークインクローゼットが欲しいなんてことになると、

どんな家になるでしょうか?

 

30坪で総2階の家とすると1つの階の広さが15坪。

 

個室を2階に配置したとすると、寝室10帖(5坪)、子供部屋8帖(4坪)×2の合計13坪。

(1坪=2帖となります)。

 

さらに各部屋に収納を付けてウォークインクローゼットやら階段、トイレを付けるとなると・・

20坪弱くらいは必要な計算になります。

 

あれれ・・・家から部屋がはみ出している状態ですね。

 

そうなると、部屋を小さくするか家を大きくするしか方法はありません。

 

3階建ては細切れになりやすく部屋を広くとるには向いていないので、もっと広い土地を探した方が良いという結論に至ることになります。

 

という事は、部屋に欲しい広さが決まっているのなら、土地探しから家の大きさを意識しないと理想の家は建たないということになってくるんですね。

 

また家の大きさというのは土地の広さだけでなく、家の価格にも影響してきます。

 

家には予算があるので、坪単価が高い会社で家を建てるのと坪単価が安い会社で家を建てるのでは、

どこまで家の大きさを広くできるかはある程度決まってきます。

 

広い家にしたいけども、坪単価が高い会社で打合せしているので希望の広さにならないというミスマッチも普通に起こってしまうんですね。

 

ここで重要なのが、部屋の広さの優先度。

 

部屋は必ず希望の広さが欲しいという場合は家を大きくする必要がありますし、

優先順位がそれほどでなければ、コンパクトで機能的な家を目指すこともできます。

 

ミスマッチで貴重な時間がムダにならないように、家の大きさを意識しながら土地や住宅会社を決めたいですね。

 

まとめ

僕が家を設計する場合、部屋の欲しい広さも聞きますが、何を置いてどういう生活がしたいかという点を重視しています。

 

そして土地や予算の関係上、希望の広さが取れない場合は最低限必要な広さを割り出して、その広さの部屋を提案しています。

 

限られた敷地、限られた予算の中では、この方法がベストだからなんですね。

 

人によって部屋の広さの概念は違います。

 

ただ、都市部で家を建てる場合はその広さが絶対に必要なのか?

それとも育ってきた環境がそうだったから何となくその広さが欲しいだけなのか?

一度よく見直す事でより良い家にすることができるようになります。

 

皆さんも一度、夫婦で部屋の広さの感覚が同じなのか質問してみてはいかがでしょうか?

 

今までお互い知らなかっただけという事は結構有あるかもしれませんね。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました!


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木を愛する・・・塩見工務店 専務取締役 塩見智則です。

1977年京都府舞鶴市生まれ かに座のA型です。

二級建築士です。現在・・・子育て真っ只中・・・。

家は家族の幸せのために健康で快適に過ごせて日々の暮らしを楽しめるためにあるんです。

注文住宅を建てることや家を売ることが仕事ではありません。

あくまで家づくりを通して家族の幸せな暮らしをつくることが僕の仕事なんです。

家づくりは一生に一度の一大事業とよく言われます。

一生に一度ということは多くの方が経験の無い中で家づくりに取り組むことになります。

そして金額的にも高価な買い物であるため、後悔や失敗をしたくないと思い、不安になるのは皆さん同じだと思います。

本来、家づくりは夢のある楽しいことなんです。

僕もプロとして仕事をしていても家づくりは楽しいことなんです!

そんな楽しい家づくりだからこそ、不安を抱えながら家づくりをするのではなく、

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