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塩見工務店がこだわる産地材紹介!『宮崎県産飫肥杉』

こんにちは!

ブログ読んで頂きありがとうございます。

思わず深呼吸したくなる健康・快適・幸せに暮らせる木の家づくりをしています。

京都府舞鶴市の木を愛する・・・塩見工務店

顔写真 (2)

塩見智則です。

今回は塩見工務店がこだわる産地材『宮崎県産飫肥杉』を紹介したいと思います。

 

飫肥杉とは?

宮崎県は杉の生産量が日本一であり、そのほとんどは飫肥杉と呼ばれる品種です。

 

今から約370年ほど前の元和時代から、宮崎県日南市飫肥を中心として生育されてきたのが飫肥杉です。

 

 

飫肥杉の魅力は?

宮崎県は高温多湿で台風の接近も多いので、過酷な環境の中で木は育っていきます。

こんな環境で鍛えられた飫肥杉は、材質の強度が強く、弾力性を持ち、耐久性が優れています。

また、他の杉に比べると飫肥杉は樹脂つまり油分を多く含んでいるので、水を吸収しにくい、腐りにくいという特徴もあります。

さらに飫肥杉に含まれる樹液の中にはシロアリを殺す成分が含まれているので、シロアリ被害を受けにくいことが実証されています。

このような特徴を持つ飫肥杉は、昔から船を作る材料としても使われてきた材料なんです。

 

飫肥杉は健康維持のために免疫力を高めてくれます。

九州大学が中学生を対象として行った研究によると、 杉でできた机・いすを使った生徒達と

そうでないスチール製の机・いすを使った生徒達を比較すると、杉でできた机・いすを使った生徒達の方が

免疫力が高くなった、という結論が出たそうです。

 

また、飫肥杉は、アトピー性皮膚炎の原因の1つとされるホルムアルデヒドの分解を促進し、アトピーを改善してくれる効果もあります。

このように飫肥杉は、「自然健康住宅材」として注目されています。

このような効果があることから塩見工務店では飫肥杉の床材を特殊な乾燥方法を経て、

「浮造り床板」「リブ加工板材」を家づくりに使っています。

 

 飫肥杉の床板の 優しい特徴

・浮造り加工というのは、杉板の表面をブラッシングし木目を出させて、わざとぼこぼこに表面を仕上げる加工の事ですが

この加工を施すことで熱伝導率が低くなり冬でも床暖房がいらないくらい床が暖かいんです。

逆に夏場は床自体が調湿してサラサラです。

特に梅雨時期は素足で歩くとサラサラしているので気持ちいいです。

 

・合板フロアーに比べてやわらかいので、お子さんやお年寄りが転んでも安心です。

 

・杉がやわらかいので直接床に座っても、床に長時間たっていてもつかれません。

 

・飫肥杉は杉材でやわらかいのですがヒノキと同様、船をつくる材料としても使われていたくらい強い木でもあるんです。

 

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