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A WOODEN HOUSE THAT MAKES YOU WANT TO TAKE A DEEP BREATH
子供部屋を計画するときに考えておきたいポイント
今回の家づくりお役立情報のコーナー 考え方編は・・・・。
『子供部屋を計画するときに考えておきたいポイント』というテーマについて書いてみたいと思います。
こんにちは!
思わず深呼吸したくなる健康・快適・幸せに暮らせる木の家づくりをしています。
ブログ読んで頂きありがとうございます。
京都府舞鶴市の木を愛する・・・塩見工務店
塩見智則です。
娘の勉強している様子・・・。
現在、中一になる娘ですが勉強は主にリビングでしています。
家を建てたときに娘の部屋もつくり、机をつくり・・・としたんですが、比較的部屋にこもらずリビングで過ごすことが多いです。
現在、引きこもりが重大な社会問題になってます。
引きこもりの数は統計では100万人以上、もしくはそれ以上とも。
高齢化もしているそうで、一体どうなっちゃうんだろう?って心配になっちゃいますよね。
いろんな社会背景などがあるにせよ、住環境というものも少なからず影響していることは事実だと思われます。
家づくりをする人間として、お客さまご家族のだれにも引きこもりにならないでもらいたいという思いから、
子供部屋を計画するときに考えておきたいポイントとして・・・。
「引きこもりになりやすい子供部屋の特徴」をあえて書いてみたいと思います。
ただこうなると引きこもりになる!などと、極端なことを言うのは嫌いなんですが・・・。
可能性という部分で書いてみますね。
1.部屋が広い
2.家電(TV、パソコン、冷蔵庫など)が充実している
3.鍵がかかる
これら3つは自分が子供の頃を思い起こすと、どれほどこれらが揃っている部屋に住みたかったことでしょうか・・・。
4人兄弟で育った僕にとっては自分の部屋があること自体羨ましい話です。
当然として、これらがそろった快適な部屋であればあるほど、リビングよりも子供部屋に居たくなるものです。
最近では子供部屋は、寝る・着替える・片づけるだけの部屋にして、おやつ、そして勉強さえもリビングで…という間取りも増えてきているくらいですから。
そういう点では子供部屋は4.5畳で十分という説もうなずけます。
4.玄関から子供部屋に行くまでリビングを通過しない
これも最近はよく言われていますね。
帰ったかどうか分からない、親と顔を合わせることが少ない・・・となりやすいというわけですね。
これが思春期になると顕著になってきてしまいますし。
ですので、リビングを通らないと子供部屋に行けないような間取りにしたりするケースも実際に増えてきてはいますね。
5.リビングや親の寝室と遠くて、音が聞こえない
何をしているのか全く気配がしない、音が聞こえない・・・ということもあります。
子供部屋という概念として、子供の成長のために独立した部屋は必要だけど、孤立してプライバシーを守れるような部屋にする必要まではないかもしれませんね。
ある程度気配を感じれるような配置や工夫をすることも増えてきていて、間仕切り壁を少なくするなど斬新な間取りもあるとかないとか・・・。
家を建てる子育て世代の方で家を建てる場合は、まだお子さんが10歳以下などと小さい場合が多いですが、引きこもりというと思春期の頃から問題になってきます。
子供の成長にあわせて子供部屋はある程度かたちを変えるというのも、有効ではあります。
また、子供部屋の概念というかポリシーみたいなものはあるていど親が想定して、
「子供部屋では何をする部屋なのか?」ということを小さい頃から習慣づけることが大事かもしれませんね。
でも一番大事なことは・・・
なんやかんや書いてきましたが、これらの特徴にあてはまる子供部屋だとみんながみんな引きこもりになるとうわけではありません。
住環境も大事ですが、最も大事なのはやっぱり家族の関係性ではないでしょうか。
親がどんな言葉をかけるか?どんな後姿を見せるか?が一番大事なんです。
今日書いた内容はほんの参考程度で・・・・。
☆こちらの記事も参考にどうぞ!
・『家づくりの考え方』の疑問について書いた記事をまとめてみました
・これから楽しい家づくりをはじめる前に知っておきたい家づくりお役立ち情報書いた記事をカテゴリーごとにまとめてみました。
最後まで読んで頂きありがとうございました。