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消費税が上がる前に家を建てる!ってだけでは損をする理由

こんにちは!

ブログ読んで頂きありがとうございます。

今回の家づくりお役立情報のコーナー 費用編は・・・。

『消費税が上がる前に家を建てる!ってだけでは損をする理由』というテーマについて書いてみたいと思います。

思わず深呼吸したくなる健康・快適・幸せに暮らせる木の家づくりをしています。

京都府舞鶴市の木を愛する・・・塩見工務店

顔写真 (2)

 

塩見智則です。

 

家を建てるのは消費税が上がる前に・・・

「よし、うちも家を建てよう!」とご夫婦で話になったとき、「入居はいつまでが目標?」となると、最近は多くの方が・・・」

「消費税が上がる前に・・・」

とおっしゃいます。

 

ぼくはそれを聞くとそうおっしゃる気持ちもよ~く分かるんですけど、「消費税が上がる前に・・」ってだけでは必ずしも得をするわけじゃないのになぁ~と思ってしまいます。

では、なぜそう思うのか、その理由をかんたんに書いてみたいと思います。

 

消費税増税前は駆け込み需要が起きるから

まず2014年4月の消費税が8%に増税された時がそうでしたが、多くの方が「家を建てるなら消費税増税前に」となったため、駆け込み需要が発生しました。

すると資材の需要が増えていって、なかには価格が高騰するものもあり、材料費の増につながる結果になりました。

また、同じように住宅会社も人手不足に陥りやすく、職人不足や、社員の業務負担増によりお客様であるあなたへの対応が悪くなる可能性もあります。さらには工期遅延ということも。

つまり、駆け込み需要の最中に家を建てると、マイナス要素が少なからず生まれてきてしまうわけですね。

 

消費税増税対策で、補助金があるから

業界全体を見ると、消費税増税前の駆け込み需要が起きると、必ず反動として消費税増税後の受注落ち込みが発生してしまいます。

そうなると業界全体が落ち込み、住宅市場規模が大きいだけに日本全体の景気に大きく影響を与えてしまう傾向になります。

そうならないために、今年2016年は景気対策を政府も打ち出しているとおり、特に補助金が多くなっています。

その補助金などを簡単にあげてみると・・・

・省エネ住宅ポイント

・すまい給付金

・住宅ローン控除枠の拡大

・長期優良住宅や認定低炭素住宅

などなど・・・となります。

 

大事なのはお金のことよりも、家族の気持ちだから

ここまでお金の損得の話ばかり書いてきましたが、消費税増税前に・・・という思いで、もしもその増税時期的に切羽詰ってきてしまうと、なにが起きるかもしれないのでしょうか?

起こる可能性として、納得できる土地選びができなかったり、信頼できる住宅会社と出会えなかったり・・・というように、いろんなことをちゃんと検討するまえに、契約しなければならなくなってしまうかもしれません。

そうすると、お金のことよりも一番大事な家族の気持ちが後回しになってしまう可能性があるんです。

これが一番まずいんです。家を建ててから後悔したり、なんか思い違いからトラブルがあったりしたらイヤですもんねぇ。

 

消費税増税にこだわりすぎないでくださいね

というわけで、消費税増税にこだわりすぎるとこんなデメリットがある・・・ということをあえて並べてみましたが、

消費税増税後だと家具や家電の分は消費税増税分かかってくるわけですし、消費税増税前がメリットある場合ももちろんあります。(どっちやねん!笑)

 

ただ、消費税増税前に・・・とだけをこだわりすぎると、デメリットが結構あるかもしれませんよ~それよりも家づくりの過程をちゃんと考えましょうね~っていう話を書いたわけです。

 

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