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土地は今住むだけではなく、50年後も住んでいるかもしれないという視点
今回の家づくりお役立情報のコーナー 土地編は・・・
『土地は今住むだけではなく、50年後も住んでいるかもしれないという視点』というテーマについて書いてみたいと思います。
こんにちは!
ブログ読んで頂きありがとうございます。
思わず深呼吸したくなる健康・快適・幸せに暮らせる木の家づくりをしています。
京都府舞鶴市の木を愛する・・・塩見工務店
塩見智則です。
土地を探している方に向けて今日はブログを書いてみます。
あなたが土地を探そうとなったとき、
「どこ(どのエリア)にする?」
とまずは考えますよね?
・子どもの小学校の校区が〇〇校区がいい。
・値段が安い市街地から少し離れたところがいい
などの希望があるかと思います。それぞれもちろんいろんな希望があって当然ですね。
しかし、ここでひとつお聞きしてみたいのが・・・
「その土地には何年住むつもりですか?」
多くのご夫婦が、自分の人生が終えるまで住むかなぁ~って感じではないですか?(もちろん例外もあるでしょうが)
あなたが30歳でその土地を買ったとしましょう。ということは平均寿命から考えても50年は住むことになりますよね。
結婚して子どもが産まれて・・・という世代から考えると、こういう区分けを考えることができます。
①子育て世代
②自立後世代
③退職後世代
①子育て世代は、まさに子どもを育てる時期。子どもとともに暮らし、子どもとの生活を楽しむ世代とも言えます。
②自立後世代は、子育ての時期も終わり、子どもが就職した・県外に行った…などの子どもが自立した後の世代です。自分たちの時間も増えてくる時期です。金銭的に余裕ができてくるかもしれませんが、共働きだとまだまだ時間的に忙しいかもしれませんね。
③退職後世代は、自分が仕事を引退して、いわゆるひとつのセカンドライフを過ごす時期です。自分たちに使える時間が一気に増える時期ですね。それと自分たちの健康ということも気になってくるかもしれません。
このようにライフスタイルを大きく3つに分けてみました。
こう考えたときに、
・「子どもの校区(小学校)が〇〇校区がいい。」
↓
子育て世代の小学校に通っているときの6年間はいいかもしれませんが、その後の子自立後世代、退職後世代には全く関係ないことかもしれません。
・値段が安い市街地から少し離れたところがいい
↓
もしかしたら退職後世代のときには、買い物や普段の生活に不便かもしれません。
そんな発想もでてくるかもしれませんよね。
あくまでぼくがここで言いたいのは今の子育て世代の時のことは考えなくてもいいとかそんなことじゃありません。
土地は何度も買い替えしないとすれば、長い人生の長い期間を住み暮らす土地となるんです。
今の自分たちの環境だけで考えて土地を選ばない、つまり未来も見据える…ということも一度考えてみて欲しいということなんですね。
今がいいから未来がいいとは限りません。逆に未来ばかり考えてもなかなか予想しきれないことももちろんあります。
しかし、どちらかだけを極端に考えるのではなく、長い目でいろいろと考えてみることが、この土地探しの時にこそできることなんです。
とても大事なことなので、ご夫婦でいろいろと考えてみてはいかがでしょうか?
あなたの土地探しの参考になれましたら幸いです。
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