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田んぼを埋め立てた土地に家を建てたら沈下しやすいの?

今回の家づくりお役立情報のコーナー 土地編は・・・。

『田んぼを埋め立てた土地に家を建てたら沈下しやすいの?』というテーマについて書いてみたいと思います。

 

こんにちは!

ブログ読んで頂きありがとうございます。

京都府舞鶴市の木を愛する・・・塩見工務店 創思わず深呼吸したくなる健康・快適・幸せに暮らせる木の家づくりをしています。

塩見智則です。

 

新しく宅地造成された土地が人気

土地を探しているかたにとって、宅地造成されて区画わけされた宅地分譲地が、一般的には人気があります。(舞鶴市あたりでは・・・)

資料 (44)

宅地造成されて区画わけされた宅地分譲地ってこんな感じの土地。

 

別にぼくはこのような宅地分譲地を強くおススメしているわけではありませんが、一般的にこんな理由で人気があるみたいです。

・必然的に新しい家が並ぶので、景観が比較的良い

・全ての世帯にとってご近所コミュニティがゼロからのスタートなのが気楽

・比較的同世代(子育て世代)が集まる傾向に

・上下水道が整備され、土地も購入しやすいように大きさ・費用が手ごろなど。

 

しかし、このような宅地分譲地は、この舞鶴市あたりでは田んぼ(畑)を埋め立てて造成しているケースが多いんです。

 

田んぼを埋め立てた土地ってそんなに心配ですか?

そうやって田んぼと聞くと、みなさん多くの方が心配されるのが

 

「田んぼを埋め立てた土地って沈下とか心配なんですけど・・・」

ということ。

 

これについては実際によく聞かれますし、ネットでもいろいろと書かれています。

・田んぼを埋め立てた土地は沈みやすい

・液状化の危険が?

・湿気が上がりやすい

そんな声があるようです。

 

ちゃんと埋め立てして、ちゃんと地盤調査して、必要ならば改良・補強工事をちゃんとしていれば、問題ありません!

 

埋め立てしても大丈夫な理由

 

まず田んぼを埋め立てする工事。

これは不動産屋さんが土木屋さんに発注して造成されるケースがほとんどです。

ここでちゃんとした埋め立て工事をしていれば、木造2階建て住宅を建てられるくらいの地盤はぜんぜんつくれます。

 

そしてさらには造成された後、住宅会社は必ず地盤調査をします

実際に埋め立てられた土地の地盤強度を測定してくれるわけです。

 

ここで強度的に問題なしとなれば、問題ありません。保証もたいがいつきますから。

 

中には地盤調査の結果、地盤改良が必要となってしまう場合ももちろんありますので、そうなったら費用はかかりますが、地盤改良・補強工事をすればいいわけです。

 

さらにはたいてい住宅会社は地盤沈下の 10年保証もつけてくれますので。

 

液状化がどうとか言うのは、土質・水が集まりやすい地域かどうかというなどの論点なので、田んぼだからどうだというわけではありません。

田んぼと液状化が心配な土地というのは別問題です。

 

湿気が上がるかどうかは若干の不安もあることは否定できませんが、防湿シート+ベタ基礎などで防湿対策をちゃんとしていればほぼ問題ありません。

ということで、田んぼを埋め立てした土地に家を建てても概ね大丈夫なんです。

 

 

ということで、もし不安があってこのブログを読んでくださった方のお役にたてていればうれしいです。

しかし、ちゃんとする・・・というのが前提になりますけどね。

いい加減にしてしまったら、土地の強度はいい加減にはなりませんからね!

・・・

 

 

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