BLOG
A WOODEN HOUSE THAT MAKES YOU WANT TO TAKE A DEEP BREATH
注文住宅と建売住宅の違いはなんでしょう?あなたはどちらどちらを選びますか?
こんにちは!
ブログ読んで頂きありがとうございます。
思わず深呼吸したくなる健康・快適・幸せに暮らせる木の家づくりをしています。
京都府舞鶴市の木を愛する・・・塩見工務店
塩見智則です。
今日は先日質問をいただきました、「注文住宅」と「建売住宅」の比較をしてみたいと思います。
注文住宅とは、土地(これから買うか、既に所有しているか)に、工務店・ハウスメーカー・建築士に家を建ててもらう方法のこと。
建売住宅とは、土地付きの既に建っている家を、不動産屋さんなどから買う方法のこと。
すしで例えますと・・・(いきなりっ!)
注文住宅がすし職人の握ったすし、建売住宅がコンビニのすし
といったイメージですかね。(あ、ちがう?笑)
さて、ここからは、すし・・・じゃなくて、注文住宅と建売住宅の違いについて質問を出していきます。
あなたは何問正解できますでしょうか?
Q1.建売住宅のほうが注文住宅よりも安い?
一般的に建売住宅の方が注文住宅よりも安いというイメージがありますよね。同じ家を大量生産している場合だと、材料・間取り・仕様を規格化することや、
一度に同時に建設することで人件費の削減ができ、コストを抑えることもできます。
ただ、注文住宅だから建売住宅よりも高いということでは一概にはありません。予算の範囲内で注文住宅を建てるということは可能なので。
ですので・・・
A1.△
Q2.注文住宅は自分たちの希望通りの家が建つ?
これもイメージとしてあると思うのが、「注文住宅は間取りも希望通りできるし、使う材料も希望通りできる」ということ。
もちろん注文住宅はゼロの状態から造るのでそれが可能ですが、建売住宅はもう建てられたものを買うので不可能です。
でもそれには、自分たちの希望をどれだけ自分が把握しているか?そして自分たちの希望をどれだけ工務店は把握してくれるか?にもよります。
意外と自分たちの希望を自分たちがそもそもわかっていない、意外と自分たちの希望を工務店に伝えられていない、意外と工務店の受け止め方がよくない、意外と工務店からの提案がよくない・・・というケースもありえます。
そうすると、せっかっくの注文住宅も「ああしておけばよかった・・・」という後悔につながってしまうわけですね。だから、注文住宅は、工務店との意思疎通・関係が大事なんです。
ですので・・・
A2.△
Q3.建売住宅は注文住宅よりも、わかりやすいし、かんたんだからよい?
建売住宅はもうすでにできた家を見た上で買うケースが多いのでどんな家なのかわかりやすいですし、買うと決めてから住み始めるまでの時間も短いです。
さらには、ローンの手続きもよりかんたんだし、不動産やさんから買うというだけなので注文住宅よりも比較的かんたんです。
逆に、注文住宅は、建ててみないとそのスケール感や素材感や色合いなどなかなかわかりにくいですし、住み始めるまでが長くかかりますし、
支払いが複数に分けてする関係などで資金計画もより複雑ですし、そもそもの工務店選びなど時間がかかることもあります。
しかし、注文住宅は家づくりの楽しさというものがあります。
家族で話し合ってイメージをふくらまし、想像する楽しさ。
工務店(ハウスメーカー・建築士)と一緒になって、計画する楽しさ。実際に家というカタチに多くの職人さんで造ってどんどん出来ていく、施工する楽しさ。
途中は楽しいことばかりではありません。苦労することもあるでしょうが、それらの過程を共に乗り越えた工務店との関係性、さらには夫婦の絆。
そんな過程が、家族を幸せにしてくれる力が家づくりにはあります。
単純にかんたんだからよいわけでもない場合もありますよね。
ですので・・・
A3.△
・・・というわけでお送りしてきましたQ&Aみなさんは何問正解できましたか?
さすがに3問とも正解が△なので、全問正解者はいないでしょうね~。
注文住宅と建売住宅のどちらがよいかどうかは、それぞれのご家族次第となります。
うちの場合はどうしようか?という判断の参考になっていればうれしいです。
ちなみに、塩見工務店では近年は、注文住宅のみさせていただいています。
建売住宅の投資リスクや、住宅需要などの話もありますが、「家を売るのが目的ではなく、お客さまの幸せな生活のお手伝いをすることが目的」
だと思っていますので、ぼくの仕事としては注文住宅のほうがむいていますということです。
☆こちらの記事も参考にどうぞ!
・『家づくりの考え方』の疑問について書いた記事をまとめてみました
・これから楽しい家づくりをはじめる前に知っておきたい家づくりお役立ち情報書いた記事をカテゴリーごとにまとめてみました。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!^^