BLOG
A WOODEN HOUSE THAT MAKES YOU WANT TO TAKE A DEEP BREATH
新築するか?リフォームするか?を比較するポイントとは?
こんにちは!
ブログ読んで頂きありがとうございます。
思わず深呼吸したくなる健康・快適・幸せに暮らせる木の家づくりをしています。
京都府舞鶴市の木を愛する・・・塩見工務店
立派な梁・・・カッコイイ!
塩見智則です。
新築するか?リフォームするか?
アパートも手狭になってきたし、うちもそろそろ自分の家を持ちたいな~・・・と思っている方は、
一昔前ならほぼ大半の方が新築する(分譲住宅を買う、マンションを買う)方が多かったのですが、
最近は空き家の問題、所得の減少、資金面の先行き不安などがあり、中古住宅を買ってリフォームするという方も増えてきました。
そのどちらが正解で、どちらが損をする・・・とかそんなことではないのですが、うちの場合は「新築するか?リフォームするか?」で悩むこともあるかと思います。
うーん悩みますね~。
そんな悩めるあなたへ、その判断の参考になるように、かんたんに違いを解説してみますね。
ここでは分かりやすくするために、
①土地を買って注文住宅を新築する場合
②中古住宅を買ってリフォームする場合
の2つで比較してみましょう!
費用はどれくらい違う?
まずは、費用面で比較してみましょう。
これはイメージ通り、①新築よりも②リフォームの方が安くなる場合がほとんどです。
そりゃそーですね。
おおよその感覚で、舞鶴市内の場合だと・・・
①=土地(1000万円)+新築(2300万円)=3300万円
②=中古住宅(900万円)+リフォーム(300万円~1800万円)=1200万円~2700万円
という感じですかね。(ざっくりですけど・・・・。)
あ、でもこのリフォームは金額が差が出ているとおり、どこまで・何をするか?によりお金が変わってきます。
リフォームするならどこまでする?
平均的な大きさの家でリフォームするといっても、
・仕上げのみ
・キッチンやお風呂などの水回り
・外壁や屋根の改修
・デザイン的な改修
・LDKを一間にするなどの間取り変更
・バリアフリー
・断熱改修
・耐震補強(昭和56年以前の家は耐震改修が求められる)
・カーポートや塀など外回り
などというように、いろんなリフォーム内容があります。
もちろん仕上げのみで終わる場合と、あげたもの全部する場合では費用がぜんぜんかわってきます。
イメージ的には300万円~1800万円くらいの差があるかなと・・・。
それは家への価値観で変わる
費用の比較は大事ですが、もちろんそれだけではやっぱり幸せになれるかどうかは比較できません。
①の注文住宅を新築すれば自分たちの思い通りの間取りで建てられますし、好きなデザインのステキなマイホームを持つこともできます。
最新の家は断熱も素晴らしいですし、光熱費のかからない、健康住宅で快適に暮らすということも当然可能です。
②のリフォームだと間取りの制限がありますし、デザインよくするにも限度があります。断熱性を向上させようとすれば費用も当然かかってきます。
下手すると新築同等の金額がかかる場合もありますから。
つまり、家への価値観で費用も変わってくるということ。
やっぱり一生一度のことだし、マイホームを新築したい!という憧れを第一にするか、それとも家は住めさえすればいいと割り切るかは、それぞれの価値観になります。
ではどのくらいの期間住む?で比較してみると・・・。
また、その家に今後どのくらいの期間を住む予定か?を考えるのも一つです。
耐用年数的に単純に長く住むなら新築、短く住むならリフォームという選択もありますよね。
もちろん新築の家と築20年の家ではこれから住める期間というのは変わってきますから。
例えば、家族構成というものを今の家族構成だけで考えてしまいがちですが、子どもは巣立っていくことが多いですし、
今は4人でも10年後・20年後は2人になるということはよくある話ですよね。
今買った家に10年間だけ住んで、子が巣立って夫婦2人暮らしになったら小さめで平屋の快適な家を新築するという選択も十分にあるわけですね。
(費用面でちゃんとした長期的計画は必要ですが…)
ということで、その家にどのくらいの期間住む予定か?で判断することもおススメします。
当然他にもいろんな比較がありますが、ここでは
・費用
・価値観
・住む期間
の3つのポイントで比較してみてはどうでしょうか?とまとめてみました。
もしかして、ハウスメーカーのモデルハウスに行ったら「新築の方がいいですよ~」とおススメされるかもしれませんし、
不動産屋さんに行ったら「中古住宅の方がいいですよ~」とおススメされるかもしれません。
しかし、新築とリフォームのどちらが正解か?なんてことではありません。
それぞれの状況や価値観があることですし、
家はハウスメーカーや不動産が売るためじゃなくて、家は家族の幸せのためだけにあると思っているので、ぼくはどちらをおススメしたりはしませんよ~。
☆こちらの記事も参考にどうぞ!
・『家づくりの考え方』の疑問について書いた記事をまとめてみました
・これから楽しい家づくりをはじめる前に知っておきたい家づくりお役立ち情報書いた記事をカテゴリーごとにまとめてみました。
最後まで読んで頂きありがとうございました