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玄関からすぐ階段に行ける間取りは子どもとコミュニケーションがなくなるからダメなのか?

今回の家づくりお役立情報のコーナー 間取り編は・・・。

『玄関からすぐ階段に行ける間取りは子どもとコミュニケーションがなくなるからダメなのか?』というテーマについて書いてみたいと思います。

こんにちは!

ブログ読んで頂きありがとうございます。

思わず深呼吸したくなる健康・快適・幸せに暮らせる木の家づくりをしています。

京都府舞鶴市の木を愛する・・・塩見工務店

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塩見智則です。

 

間取りというのは実は時代の影響があって、実は時代と共に変わってきています。

ふと振り返ってみると、昔はサザエさんの家のような間取りが多かったけど、今はあんな間取りはほぼありませんよね。

どうやったら居心地のいい、暮らしやすい家になるか?を考えるためには、今の間取りの考え方のポイントなんかも知っておく必要があるんですね。

そんな今の間取りのポイントとして、よくよく言われるのが・・・

 

「階段の位置」です。

 

玄関から入ってすぐ階段に行ける間取りはダメ?

 

こんなことを聞いたことありませんか?

 

玄関から入ってすぐ階段に行ける間取りだと・・・

思春期になった子供が家に帰ってきても親と顔を合わすことなく階段を上がって部屋に行けるので、家族のコミュニケーションは減るし、

どんな友達が来てるかも分からないし、夜でも自由に外に出れちゃいます。

だから不良になるかもしれません。

それって心配じゃありませんか?というような考え方。

 

まだ子供も小さいしそんなこと考えてもいなかったけど、なんだかそんなこと言われると心配になっちゃう・・・という方もいらっしゃるかもしれませんね~。

だからリビングを通って階段にいくということに対策するかたちで、「リビングを通って階段に行く」間取りが増えてきています。

 

 

でも、こういう間取りにすると今後はこんなことを心配する方がいらっしゃいます。

 

リビングに階段がつくと、冬のあったかい空気が上にあがるから寒いんじゃないの~?

このように吹抜けリビングになると、部屋の空気の容量が増える&高さが高くなるので、冬が寒い・・・と心配されることがあります。

 

だったらドアをつける

そういうことが心配になるということでしたら、今度はドアをつけるやり方も考えられます。

2009年新築木楽な家NO4 (19)

↑こんな感じでドア(ここは引き戸)をつける。

階段室になるって感じですね。

こうすると吹き抜けにならないから、そんな心配はなくなりますね。

 

でもまたまたさらに、こういう間取りだとこんなことを心配する方もいらっしゃいます。

子供の友達など2階に行く全ての来客が、リビングやダイニングキッチンを通るので、自分たちがリビングでくつろいでいられないし、

片づけを常にしておかなきゃいけない・・・パジャマでゴロゴロしていて、子供の友達がぞろぞろ・・・とか。笑

 

全て解消するためには・・・

と、ここまでの不安やデメリットを解消するためには、どうしても家の面積が増えてしまいがち。

家の面積が増える=敷地に収まらない、予算オーバー

という問題も発生してしまいがち。

んもぉ~じゃあどうしたらいいの!?という方へ、ここからが大事です。

 

なんでも捉え方次第で変わる

しかしこれらの心配も、捉え方によりデメリットからメリットに変わります。

玄関入ってすぐ階段だったら、1階の他の部屋(リビング、ダイニング、キッチン、和室、水回りなど)がコンパクトにまとまって配置しやすくもなります。

吹抜けリビングになるんだったら、空間の広がりを感じることができる明るいリビングになります。

 

リビングを子供の友達が通るから、どんな友達と付き合っているのか分かるし、

さらには友達とコミュニケーションを取ることができるということも考えられます。

そうです。デメリットを言われたからといって、不安をあおられてはいけないんです。

 

そもそも階段の位置なんかで不良にはなりません!

そして、そもそもですが、

玄関入ってすぐに階段でも、不良になんかなりません!

 

だって、あなたの実家はそういう間取りじゃなかったですか?

 

それにマンションでは北側に玄関、南側にリビングという間取りが多いので、おのずと玄関入ってすぐに自分の部屋に入れる間取りが多いですよね?

 

玄関入ってすぐ階段の家に住む家族のコミュニケーションがうばわれるものではありませんよね。

 

もうお分かりでしょうが、家族のコミュニケーションは、家族の気持ち・意識で決まるものであって、階段の位置で決まるものではないんです。

 

あなたの思いは必ずあなたの子どもに通じますし、あなたの背中どおりにあなたの子どもは成長しますので。

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