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屋根裏収納は必要か?迷っている方へ・・・メリットとデメリットの話
今回の家づくりお役立情報のコーナー 間取り編は・・・・。
『屋根裏収納は必要か?迷っている方へ・・・メリットとデメリットの話』というテーマについて書いてみたいと思います。
こんにちは!
ブログ読んで頂きありがとうございます。
思わず深呼吸したくなる健康・快適・幸せに暮らせる木の家づくりをしています。
京都府舞鶴市の木を愛する・・・塩見工務店

塩見智則です。
木造注文住宅を建てる場合、つくりにもよりますが・・・屋根裏(小屋裏)にスペースができることがあります。

↑こんな感じで
このスペースは完全に空きスペースになるといえばそうなるので、ここを収納にする、つまり
「屋根裏(小屋裏)収納」
にできたりすんですね。
ところで・・・屋根裏(小屋裏)収納っている?
屋根裏(小屋裏)収納はというのは天井高さは取れませんが、ちょっとした収納スペースにはなります。
そんな屋根裏(小屋裏)収納ですが、実際に家を建てるならいる、いらないで迷う方が結構いらっしゃいます。
もしかしてこのブログを読んでくださっているあなたも迷っているかもしれませんね?
そんな方のために屋根裏(小屋裏)収納のメリット・デメリットをまとめてみましょう。
メリット
収納スペースが増える
やっぱりこれが最大にして唯一と言っていいほどのメリットでしょう。
一年に一回、もしくは数年に一回ほどしか使わないもの(スキー用品、ひな人形、クリスマスツリーなど)を収納しておきやすいですからね。
デメリット
次にデメリットですが、考えてみますとこれが結構あるんです。まずは・・・
①はしごが邪魔
屋根裏への上り下りは基本はしご(収納式)になります。
↑折り畳み式のはしご
まずはこのはしごが降りてくるスペースが必要です。そのスペースはだいたいが廊下になるんですけど、
場合によっては廊下に少し無駄なスペースができてしまったりすることもあります。
②上り下りが危ない
はしごなので上り下りは注意しないと危ないです。
しかもメリットのところで書きましたが、スキー用品、ひな人形、クリスマスツリーなんかは大きいので、持って上がるとか結構危ないです。
③上り下りがめんどくさくなる
というようにたまにしか上らないとはいえ、いちいちはしごを出さなきゃいけない、上り下りに気を使う、というようなことで結構めんどくさくなってしまいがち。
しまいには、収納を使わなくなる・・・
さらには、収納に何年も入れっぱなしになる・・・
最悪、屋根裏収納があることさえも忘れてしまう・・・。
そんなケースさえもあるんです。汗
今まで屋根裏収納を付けたお客さまで、数年後におじゃましたとき「いやぁ~有効に使ってますよ!」という方は比較的少ないですから。
残念ながら。
といううわけで・・・迷うなら思い切ってやめようという選択肢もありです。
それに当たり前のことですが、はしご、内装、照明と費用がかかります。
それに断熱をちゃんとしないと夏暑すぎの冬寒すぎですからそこらへんもちゃんとしたいですしね。
もちろん絶対に欲しい!という方は設置してもらえばいいと思いますが、
「屋根裏収納いる?いらない?う~む…」と迷っているという方は、思い切ってやめてしまってもいいんじゃないかなと思います。
・・・ということで、参考にしてくれたら嬉しいです~。
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