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家は数年後に建てるとして土地だけを先に買っておくリスクのお話
今回の家づくりお役立情報のコーナー 住宅ローン編は・・・。
『家は数年後に建てるとして土地だけを先に買っておくリスクのお話』というテーマについて書いてみたいと思います。
こんにちは!
ブログ読んで頂きありがとうございます。
思わず深呼吸したくなる健康・快適・幸せに暮らせる木の家づくりをしています。
京都府舞鶴市の木を愛する・・・塩見工務店
塩見智則です。
自分が探しているときに希望通りの土地が見つからず、自分が探していないときに希望通りの土地が発売されている・・・ということも当然あります。
それに、候補の土地を買うかどうか迷っていたら、他の方に買われてしまったということもあることでしょうし。
そんなこんなを考えるとやっぱりタイミングが大事なんですね。
土地は出会いとタイミングなんです。
じゃあ!先に土地だけ買うという選択肢はどうなの?
だったら「2~3年内に家を建てようかなぁ~」と思いつつも、土地を探すことは今からしておきたいというという方もいるかもしれませんね。
そういう場合、もしも「ここだ!」っていう希望の土地が見つかったとしたら、
先に土地だけ買って数年後にじっくり計画して家を建てるという選択肢も出てくるわけです。
こだわりが特に多くあっていろいろと調べたうえに家づくりを進めたいというならアリなやりかたですが、
注意も必要になってきますので、そこをもう少しわかりやすく書いてみます。
土地だけ買うのに住宅ローンは組めない
自己資金が潤沢で現金で土地代金を支払いできるという方は問題ありませんが(どれだけ貯蓄を残すのか?は確認が必要ですが・・・)
ローンを組む場合は、注意が必要です。
それは土地だけでは住宅ローンが基本的に組めないということ。
ただ、住宅ローンじゃなくて、他のローンを組むことは可能です。(あくまで家を建てるという前提が必要が必要だったり、詳細は金融機関によりますが・・・)
ただその場合・・・住宅ローンよりも金利が高い・・・。
ここで注意したいのが、住宅ローンは現在超低金利時代と言われるだけあって金利が低いのですが、
他のローンは住宅ローンよりも金利が高くなってしまうのが一般的です。
家が完成した時に住宅ローンが正式におりるので、その時にこの土地のローンも含めて・・・ということになろうかと思いますが、
家を建てるのは数年後という場合、金利が高いローンを家を建てるまで何年も支払っていく・・・というのはなるべく避けたいところではありますよね。
もう一つ注意したいのが、土地だけのローンを組んでいると、今の家賃と並行してそのローンの支払いもするという場合が当然あります。
これは家計的に負担になるかもしれませんよね。
どうしても先に土地だけを買いたい・・・という方はそういうリスクがあてはまるかどうかも考えてくださいね。
やっぱり流れ的には土地を買ってそのまま家を建てるのがベターなんです。
というわけで・・・土地を買ったら2~3ヶ月以内に家を着工するほうがいい。
一般的に手付金をいくらか払って仮契約状態であれば、残りの土地代金の支払いを2~3ヶ月くらいは待ってくれるものです。
(あくまで土地の売り主さんや不動産屋さん次第ですが・・・)
なぜかというと、土地代金も住宅ローンに含めるためには、家の契約もしなければいけませんし、確認申請も提出が必要になってきます。
その期間がスムースにできても2~3ヶ月くらいはかかります。そこらへんの事情を不動産屋さんは把握してらっしゃるので、支払いを待ってくれるという慣例になっているんですね。
基本土地が決まったら待ったなになるので依頼先は土地を買う前におおよそ決めておきましょう!
ただ、土地を買ってから、そこから住宅を建てる依頼先をどこにしようかな~と検討して・・・ということですと、
すぐ1~2か月経ってしまいます。
そうなると残りの土地代金の支払いが間に合わなくなってしまうんです。
だから依頼先は土地を買う前におおよそ決めておいたほうがスムースにいくと思います。
て考えると土地探しから、プロにいろんなアドバイスをもらいながら探して家づくりをした方がスムーズに楽しい家づくりができるんではないでしょうか。
ぜひ楽しんでくださいね!
☆こちらの記事も参考にどうぞ!
・『住宅ローン』の疑問について書いた記事をまとめてみました
・これから楽しい家づくりをはじめる前に知っておきたい家づくりお役立ち情報書いた記事をカテゴリーごとにまとめてみました。
最後まで読んで頂きありがとうございました。