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「人・光・風」この3つにこだわってこそ優れた間取りの家は生まれる

こんにちは!

 ブログ読んで頂きありがとうございます。

 京都府舞鶴市の木を愛する・・・塩見工務店 

思わず深呼吸したくなる健康・快適・幸せに暮らせる木の家づくりをしています。

塩見智則です。

さあ今回の内容は・・・・

『「人・光・風」この3つにこだわってこそ優れた間取りの家は生まれる』です。

 

「よい設計」「優れた間取り」には、ある共通点があります。

 

それは、「3つのもの」の動きがよく考えられているということです。

それは「人・光・風」です。

 

まずは「人」の動き、これはよく「動線」などといわれます。

 

水廻りが近くにあって行き来がしやすいプランを「家事動線(主婦動線)がよい」などといいますね。

 

この動線がよいプランをつくりたいなら、セオリーにしがみつくよりも新居での実生活を

イメージしてみることのほうが有効です。

 

食事が終わったあとの団彙はどこでどんなスタイルで行なうのか?

そして風呂に行く際に着替えはどこにおいてあって、どうやってとりに行くのか?

子どもが学校から帰ってきたらどうやって自分の部屋にいくのか?

 

子ども部屋への動線を重視するとリビング階段という間取りになったりします。

必ずリビングを通らないと自分の部屋に行くことができないので半ば強制的に子

どもとコミュニケーションがとれるという考え方ですね。

 

また家族が多いにもかかわらず、動線が重なる部分、つまり人の動きが激しい

部分があまりにも狭かったりすると、生活しづらいということがあります。

 

次に「光」の動きです。

これを建築用語では「採光」といいます。

そんなの窓を大きくつくっておけばいいんでしょ? 

という方も多くいますが、そういうものでもありません。

 

大地震によって大きな被害を受けた建築物を見れば一目瞭然ですが、窓ばかりで壁の少ない家が致命的な被害を受けています。

 

強い家をつくるためには壁も必要なのです。

 

ある程度の壁を残しつつ限られたなかで最適な窓の配置をすることが重要です。

基本的な考えとして南面・東面は窓を大きくとるようにしています。

 

また何が何でも南側の窓でないとダメだと思っている方も多いのですが、北西にしか窓が

取れないような部屋でも窓の取り方次第では十分明るさを維持できます。

 

北側の窓というととても暗い印象をもたれるかもしれませんが、北側からの間接光という

のは一日を通じて光量も安定しています。そのため集中力を維持しやすいのでアトリエや

書斎・勉強部屋などには最適だといわれているくらいです。

 

また、部屋の採光は十分に検討されるものですが、 一方で廊下やホールが真っ暗という間

取りを見かけることもあります。

部屋はさんさんと明るいのに、昼でも照明器具をつけなけ

ればならないような真っ暗な階段や廊下は嫌なものですね。

敷地の条件によっては天窓なども有効です。

 

ただ、最近のものは性能もよく安心して使えますが、本来の屋根と比較すれば雨漏りなどのリスクは高いので注意が必要です。

 

最後に「風」の動きです。

建築用語では「通風」です。

風とおしのよい家は長持ちします。

 

湿気がこもるのは家にとつてもそこに住む人にとつてもあまりよいことではありません。

ですから、風の流れを考えて窓を採用するということが大切です。

 

ひとつの部屋に最低でも窓が2つないと風は流れません。

また2つあればなんでもよいというわけではありません。

2つの窓の位置関係によつても通風の効果はまつたく異なります。

自然な風の流れによって心地よい居住空間ができあがれば、エアコンなどに頼りすぎるこ

ともありません。

 

この3つ以外にも考える要素はたくさんありますが

「人」「光」「風」この3つの動きを考えた間取りはよい問取り だと思います。

今後の家づくりの参考になれば幸いです。

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