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家づくりの別途工事とはどんなものでしょうか?【家づくりを始める前に知っておきたい家づくりにかかるお金の話②】
こんにちは!
思わず深呼吸したくなる健康・快適・幸せに暮らせる木の家づくりをしています。
ブログ読んで頂きありがとうございます。
京都府舞鶴市の木を愛する・・・塩見工務店
塩見智則です。
家づくりを始める前に知っておきたい家づくりにかかるお金の話を書いていきます。
これから家づくりをされる方は参考にして下さいね。
今回のテーマは「別途工事」について
家づくりにかかるお金は、4つのカテゴリに分けられます。
1.「建物」
2.「別途工事」
3.「諸費用」
4.「ローン諸費用」
今回は「別途工事」です。
別途工事とは、どんなものでしょうか?
たとえば、以下のようなものです。
・既存建物の解体費
・地盤改良工事費
・外構工事費
・照明費用
・カーテン・ブラインド工事費
・空調工事費
・屋外給排水設備工事費
・上下水道引き込み費用
もう少し詳しく説明しましょう。
「既存建物の解体費」
所有している土地に、建物があったり、買った土地に、建物があったり。
そういう場合、既存の建物を解体する費用が、かかります。
そのお金です。
「・・・・で、 いくらぐらいかかりますか?」
と、ざっくりとした相場感みたいな数字をお知りになりたいと思いますので、
お伝えしますと、一般的な木造住宅の解体であれば、100万円-150万円といったところでしょうか。
これもまた、ケースバイケースでして難しいのですが、敷地内に大きな木があって、
たくさん伐採しないといけないなら、何十万円か追加になります。
また、解体って、建物の解体なので、建物内の廃棄物処理はのぞくわけです。
ですから、建物内に、廃棄物があったりすると、
(残置物と呼ばれるのですが)
それの処分費用は結構かかります。
たとえば、冷蔵庫とか、机、家具、家電、本などなど・・・
意外に捨てるのにお金かかります。
不動産売買では、残置物の撤去は売主負担だったりしますが、ケースバイケースですので、
確定ではありません。
そういうわけで、きちんと把握できていないと、100-150万円+数十万円みたいなパターンもあるので注意が必要です。
あとは、地中埋設物と呼ばれる、浄化槽や廃棄物の埋設などがあると、さらに高額になってきます。
そもそも、大きな家であれば、100-150万円ではすまないですね。
「あー、これは大きな家だなー」と思うような木造住宅であれば、200-300万円とかかかりますから・・・。
あとは鉄筋コンクリート造の建物であれば、数百万円はかかります。
最近は産業廃棄物の処分コストが高くなってきていますので、ゴミを捨てるという行為自体が、
安価ではなくなっているのです。
そういうわけで、既存建物があった場合は、解体費用を誰かが負担しないと
いけないということになります。
「地盤改良工事費」
注文住宅を建築しようと思ったとき、住宅会社は地盤調査をします。
この地盤調査は、建物を立てる際に、その土地がどのくらいの重さに耐えられるかなどを調べることです。
それで、地盤が強く、特に問題がないというパターンも多いんですけれども、、、
調査の結果、地盤が軟弱で、地盤改良をしないと、住宅が建てられない場合、かかってくる地盤改良の費用が、
地盤改良工事費となります。
要は軟弱な地盤の土地を改良して、強くすることで、建物を建てられるようにする工事のことです。
そのお金ですね。
「地盤」は結構大事でして、調査してみないと、なんとも言えません。
それまで大きなトラブルがなく、昔から地盤がしっかりしていると考えられている土地でも、
地盤調査は必要です。
もし、軟弱地盤で家を建ててしまうと、
・地盤沈下したり
・家が傾いたり
・壁の亀裂が起きたり
といったことになります。
それで、、、「いくらぐらい かかるものなんでしょうか?」
と疑問に思われていることと思います。
それで、お答えしたいのですが、正直、地盤がどの程度の軟弱さであるか、
また、建物の大きさ、重さなど、ケースバイケースです。
地盤が強い場合は、地盤改良工事費は特にかからないわけです。
地盤が浅いところで弱いと、「表層改良工事」になります。
セメントなどで地表周辺を固めて強度を高める方法です。
数十万円といったところでしょうか。
次はそこそこの深さで弱い場合、円柱状の改良杭を地盤に築く「柱状改良工事」になります。
この際、セメント系で円柱を築くものや、砕石で円柱を築くものなどの種類があります。
100万円前後といったところでしょうか。
次はかなり深いところで弱い場合、鋼管を地中に立てて、建物を安定させる
「小口径鋼管杭工事」になります。
地盤改良に関しては、かかる場合、かからない場合、色々ありますから、正直、なんとも言えません。
ただ、かかった場合の覚悟はしておいた方がよろしいかな、と思います。
「屋外給排水設備工事費」
屋外給排水設備工事費ですが、建物内の宅内に給水(上水道)と排水(下水道)を
通す工事については、建物本体工事です。
ただ、
建物の外、敷地内を通す工事は別途工事になります。
イメージできますでしょうか?
建物から上水道と下水道のパイプが、敷地内の地下を通ってます。
水を出したときに、その水は道路内の本管から、敷地内に入って、それが建物のなかに入り、
そこから水が出ます。
そういう、建物の外で、敷地内に給水・排水管を通す工事が、屋外給排水設備工事費です。
これがなぜ、別途工事になるのかと言いますと、、、
「土地によって費用が増減するから」です。
建物内の配管であれば、大体、同じようなイメージになりますね。
建物を通るわけですから。
ただ、敷地内・屋外になりますと、その敷地がどうなのか、によって大きく変わります。
ものすごく広大な敷地で、奥のほうにポツンみたいな場合は、かなり高額になりそうなのは
イメージできるかと思います。
「旗竿地(はたざおち)」という言葉を聞いたことありますでしょうか?
上から見た場合に、「旗」と「竿」のようなかたちをした土地のことです。
こういう形状の土地の場合、上水道・下水道の配管工事の距離が長いです。
そういうわけで、普通の土地よりも、こちらの形状の土地のほうが、屋外給排水設備工事費は
高くなります。
そういうような要因が色々とあるのが、別途工事というわけです。
プロに聞いていただければ、「どういうところが問題になりそうか」
ということはアドバイスもらえますので、活用されたほうがいいですね。
「上下水道引き込み費用」
この「上下水道引き込み費用」という言葉を聞いたことはありますか?
そもそも、日本の水道はどうなっているかと言いますと、
基本的には、水道の本管が道路の下に通っています。
水道のメインのパイプで、太いやつです。
これが水道インフラのメインです。
これは、各地方自治体の水道局が維持管理等をしていまして、公共のものです。
この水道本管に対して、建築予定の敷地内に引き込む(配管する)工事が、
上水道引込工事になります。
下水道も同じ理屈ですから、下水道引込工事もあります。
あわせて、上下水道引込工事と呼ばれます。
自治体によっては、下水道工事は、公費になる場合があります。
その場合、自己負担は特になく、下水道引込工事ができます。
ただ、上水道引込工事は、原則、自己負担です。
これにお金がかかります。
水道を道路から引き込むのにお金かかるんです。
それで、これが不要な場合もあります。
たとえば、元々、その土地に家があった場合。
家があるわけですから、上水道が通っている可能性は高く、すでに上水道引込工事
されていることになります。
ただ、その引込した配管の太さを太くしないといけなかったりと、
色々ありますけれども・・・
元々が駐車場だったりすると、水道が引き込まれていないと推定できますから、
この費用はかかってきます。
この上水道引込工事は、前面道路の状況によっても金額変わりますし、必要な人も、不要な人もいますので、
変動しますから、別途工事となります。
ここまで別途工事についてお伝えしてきました。
注文住宅を建築するのには建物本体工事費用を支払えばいいと言うだけではないという結論になります。
そういうわけで、ちょっとネガティブな気持ちに
なってしまったかもしれません。。。
ただ・・・
あなたの住んでいる賃貸住宅の大家さんも同じく建物の建築の際は
別途工事費を負担しています。
ですので、あなたの家賃の中にも含まれています。
別途工事費用は払いたくないかもしれませんが避けられないものです。
そういうわけで、費用についての話ばかりで、少しネガティブな話が続いていますが、
・・・・もう少し続きます。
本当は、こういうお金の話、実際にかかる費用の話、そういう話をせずに、オブラートに包んで、
ごまかしていたほうが、「夢とイメージで家づくり」なハッピーな感じで終わるかもしれません。
ただ、支払わなくていい費用ではなくて、いずれ知ることになり、いずれ支払うことになる費用ですから、
どういう費用がかかってくるのかを事前に知っておいたほうが、前もって、情報を知って理解していたほうが、
知識武装できますし、覚悟もできるというものだと僕は思います。
そういうわけで、少々ネガティブかもしれませんが、費用の話・お金の話をお伝えしております。
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【家づくりを始める前に知っておきたい家づくりにかかるお金の話】
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①「家づくり支払額は「建物」「別途工事」「諸費用」「ローン諸費用」の合計
https://shiomi-kiraku.com/archives/27143
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