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家づくりは初期コストをかけて将来的にかかってくるメンテナンスコストやランニングコストも考えるという視点も大事です☝️

こんにちは!

ブログ読んで頂きありがとうございます。

京都府舞鶴市の木を愛する・・・塩見工務店 創思わず深呼吸したくなる健康・快適・幸せに暮らせる木の家づくりをしています。

塩見智則です。

 

現在新築中の現場も着々と進んでおります✨

 

今回のお宅は長期優良住宅の申請を出して建築をしていますので、構造計算をおこなって耐震等級3の地震に強い家をつくってます。

けっこうなボリュームの書類になります。


プラス『夏は涼しく冬は暖かい』高気密高断熱住宅✨

 

木と自然素材をふんだん使った木の家✨

『耐震性能・断熱性能・木と自然素材』

この3つは塩見工務店の家づくり基本とさせて頂いてます😌

 

初期コストよりもメンテナンスコストやランニングコストを重要視した家づくりに力を入れてます☝️

 

よく建築会社さんの広告で見られるような『坪〇〇万円〜』とか、『30坪本体価格〇〇万円〜』などの家の価格の安さは確かに魅力です。

 

建築コストも大事な要素ですが、その価格はあくまで初期コストの価格です。

 

耐震性能と断熱性能の関係の話を書いてみますので

これから家づくりをお考えの方は知識としてお役立て下さい🙇‍♂️

 

 

木造住宅在来工法では、 家全体のバランスを見ながらということが前提で、 筋かいや、耐力面材を多く入れる程、耐震性能は向上していきます。

 

筋かいがたくさん入っていると、いかにも構造的に 強そうな感じに見えますので、 そこをアピールする建築会社さんも多いです😌

 

『うちの建てる家は筋かいがたくさんはいってますので地震に強いです☝️』とか、

『〇〇工法を採用しているので地震に強いです☝️』ってな感じに…。

 

『柱がすべて4寸柱で太いので丈夫です☝️大きい梁を使っているので丈夫です☝️』というのも同じですね。

 

そんな感覚的なことよりも地震に強い家を建てたければ、

構造計算をして耐震等級3の認定が取れる設計をして下さい☝️』と建築会社さんに依頼すれば解決します☝️

 

 

家づくりで耐震性能、断熱性能、デザイン性、耐久性すべてが、別々なものとして思われているお客様が多いんですが…。

 

実は独立した要素のようで、 すべてが関係しています。

 

どれか一つをこだわるあまり他の要素が悪くなってしまう…。って事が起こったりします😓

 

なので、その中で、優先順位をつけ、予算の範囲内で(←ここ重要☝️)スペックを決めていくという流れが家つくりがうまくいく方法ではないかと思っております😌

 

『家つくりを考える時は、全体的なバランスを考える事が大事なんですよ☝️』って話をさせて頂いてます。

 

たとえば…。

耐震性能を 上げるために筋かいを増やしたとします。

 

筋かいは通常、部屋内の壁より、外壁側の壁に設置します。

 

外壁側の壁という事は、断熱材を施工する壁です。

 

つまり、筋かいの数を増やせば増やすほど、断熱材を施工する箇所が少なくなっていく=断熱性能が下がる😓と言う事です。

 

「いえいえ🤚木材は、断熱性能が高いので影響ありません☝️」と説明される営業マンさんがいると 思いますが…。

 

そこは鵜呑みにせず、数値で判断する事が大事です☝️

 

 ちょっと難しい話になりますが、

熱伝導率という指標があります。

 

これは、熱の伝えやすさを表し、数字が小さいほど断熱性能が高いという事になります😌

 

 

木材の熱伝導率は、0.13W/mkです。 断熱材の代表として、高性能グラスウールの熱伝導率は、0.038W/mkです。

数字で比べると、一目瞭然です😳

 

木材は、断熱材に比べると1/3の断熱性能もありません😓

 

 

誰がなんと言おうと これが事実です☝️

 

 

では建築中のあなたの家に、 地震に強くなるように通常より、筋違いを多くいれてくれたとしたら、あなたは手離しで喜べますか❓

 

おそらく、複雑な気持ちになると思います😓

 

断熱性能を落とすことなく、耐震性能をあげるために弊社ではすじかいだけではなく、

耐力面材(ダイライトやモイスをオススメしてます。)で、極力耐力を取るようにしています。

 

そうする事ですじかいの数は増やさずに耐震性能が向上して気密性能も格段にあがります✨

 

当然、断熱性能が落ちることはありません☝️

 

弊社が耐力面材『ダイライトやモイス』を標準仕様にしている理由の一つです☝️

 

当然コストもアップしますが、長い目で見ると費用対効果はあります✨

 

 今回は、すじかいを例にしていますが、お伝えしたかったのは、 家づくりは家全体のバランスで考えましょう☝️

 

建築コストも大事な要素ですが、その価格はあくまで初期コストの価格です。

 

初期コストをかけて将来的にかかってくるメンテナンスコストやランニングコストも考える😌という視点も大事ですよ☝️

【注意事項とご理解お願いします。】

発信している内容はこれから家づくりをお考えの方に少しでもお役にたてる情報提供したいとの思いで、

約20年家づくりの経験も交えてなるべくわかりやすく 「今から家づくりするならこのように考えましょう!」というスタンスで発信しています。

  全国で地震が起きる度に耐震基準は改正され、年々、省エネ基準やデザインの流行り、家に対する価値観や考え方も変化しています。  

それに伴って建築業界も日々進化しています。そういった観点から、既に家づくりされた方には適合しない内容も多々あるかと思いますが決して、

すでに建てられた方のお家を批判・否定している訳ではありませんので、ご了承頂けますと幸いです。  

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さらに・・・。 『後悔しない家づくりをするために知っておきたいお金の話』小冊子プレゼントします。  

家づくりという過程においては、「知っておかないと損をしてしまう」 ということがたくさんあります。  

この業界に長年仕事をしていると 「メーカー都合」 「作り手都合」 「業界都合」というような、実際には住まい手となる方にとっては不利益となってしまうことがたくさんあることに気づきます。  

業界内で「これを外に漏らすことはタブー」とされている事項についても、 この小冊子ではお伝えしています。  

きっと、この小冊子を読んで頂くことで、結果的に1000万円以上の得をする(損をしない)と思います。  

なぜ、この小冊子を作ったのかというと、「インターネットに書かれている情報の中には、正しい情報でなく、 誤った情報がたくさん流れてしまっていて、その誤った情報で家づくりをしてしまっている方がたくさんいる」 ことから、住まい手目線での正しい情報をお伝えしたいと思ったからです。

  しかし、この住まい手目線での正しい情報をネットに掲載すると、不利益をこうむる人 (ハウスメーカーや建材メーカーの人など)が居て、すぐにネット上で炎上してしまいます。

  なので、このような小冊子の形で、皆様にお渡ししています。

  ネットに掲載されている情報の多くは 「その商品を売りたい」 「その材料を使って欲しい(売りたい)」 という目的のある方が、売り込みたいものの利点を並べ、逆にライバルとなる商品や材料の欠点を並べています。  

実際にその商品のことをプロとして見てみると、都合の良いことだけが強調されていて、 都合の悪いことは書かれていないことがとても多いのです。     メリットデメリットを中立な立場で紹介されている情報はネット上には あまり多くないように感じています。

  そんな誤った情報があまりにたくさんあるものだから、誤った解釈をしてしまっている人が とても多いのです。

  是非この小冊子を読んでいただいて、 「メーカー都合」 「作り手都合」 「業界都合」の現実を知って頂き、賢い家づくりをしていただければと思います。

  下記のアドレスをタップするかQRコードよりぜひご登録下さい。

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