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建ててから後悔しないために…。床材の選び方

こんにちは!

ブログ読んで頂きありがとうございます。

京都府舞鶴市の木を愛する・・・塩見工務店 創思わず深呼吸したくなる健康・快適・幸せに暮らせる木の家づくりをしています。

塩見智則です。

 

床材選びは家づくりの中でも重要です。

 

僕個人の意見では家づくりの中で床材の選択はすごく重要だと考えています。

 

その理由は2つあって

まず1つは

家の雰囲気を大きく左右するからです。

 

もう1つは

掃除なども含め人が一番触れている部分なので失敗すると生活の中でストレスに感じやすいからです。

 

失敗しないためには床材それぞれの特性を正しく理解することが大切です。

 

当たり前に聞こえますが実際は住宅会社が決めた仕様をそのまま受け入れてしまっていることが多いのが現状です。

 

 

建物の金額や耐震性能や断熱性能だけでなくこれを機に床材のことも頭の隅に入れておきましよう!

 

まず床材の種類は、

 

大きく分けて…。

 

①合板フロア(塩ビシート)②無垢③クッションフロア④タイルの4種類あります。

 

今回はその中から、ほとんどの住宅会社の標準仕様として使われている。

 

合板フロア(塩ビシート)についてお伝えしていきます。

 

構造としてはベニヤのような合板の上に2mmぐらいの塩ビシートを貼って作られています。

 

10年前と比べると印刷技術も格段に上がり、現在はとてもリアルに木目が表現されています。

 

正直パッと見は本物の木だと思ってしまうほどです。

 

メリットとしては

①金額が安い

②掃除がしやすい

③デザインが豊富

 

ということです。

 

お子さんが食べ物や飲み物をこぼしてしまったり落書きをしてしまった場合でもシミになりにくく水拭きができるので安心です。

 

一方デメリットとしては

①とにかく冷たい

②張り替えが必要

③傷がつくと残念

ということです。

 

冬は冷たすぎてスリッパ無しじゃ歩けない…。とよく聞きます。

 

また、結露もできやすく足跡がつくこともあります。

 

20年を超えたくらいから環境や使い方によっては塩ビシートが剥離してしまい20万円以上の費用がかかってしまう可能性も…。

 

傷に関しては、やはり角のあるものを落としてしまうと表面がめくれたりして最悪合板が見えてしまい、汚い見た目になってしまいます。

 

『合板フロア(塩ビシート)』もパーフェクトではありません…。

 

 

張り替え費用など長いスパンで考えると、逆に高くなってしまうことすらあります。

 

 

次は『無垢床』についてお話ししていきます。

 

無垢床の特徴を見ていきたいと思います。

 

まず無垢床を扱っている住宅会社についてですが僕の会社のように自然素材推しの会社は、無垢床を標準仕様としていることが多いです。

 

逆に大手のハウスメー力一さんは合板フロア(塩ビシート)が多くなります。

 

次に無垢床のメリットです。

 

①夏はサラサラ、冬は温かい

②メンテナンスが楽

③リラックス効果がある

 

無垢床は本物の木なので調湿効果・断熱効果・蓄熱効果によって上の3つのメリットを生み出してます。

 

詳しく見ていきましよう。

 

まず、調湿効果によって夏でも変にジメジメしませんまた、断熱効果により床下の冷気をシャットダウンしてくれます。

 

同時に蓄熱効果によって床が部屋の温度と同じ温かさに自然となってくれます。

 

続いてメンテナンスに関しては汚れは確かに取れにくいですが、自然塗料を塗ると比較的強いです!

 

 

最後にリラックス効果ですが本物の無垢の床を張るだけで自然の良い香りがするので癒やされて気分が良くなります。

 

今度はデメリットを見ていきましょう

 

 

主なデメリットは3つです

①高い

②伸縮する

③気を遣う

 

値段は木の種類にもよりますが塩ビ床の2〜3倍はします。

 

しかし、初期費用だけでなくメンテ費用も考えると一概に高いとは言えない…と僕は考えています。

 

次に伸縮についてですが、乾燥する時期には縮み、梅雨の時期には伸びるので少しずつ隙間ができてしまいます。

 

最後に僕が一番のデメリットだと思っている…。

 

気を遣うという点です。

 

飲み物をこぼしたりするとシミになってしまうので気づいたらすぐに拭くようにいつも気を付けています。

 

塩ビ床と同様で、無垢床もやはりパーフェクトではありません。

 

それぞれの特性を理解した上でご自身の価値観や暮らしにどちらの方が合っているのか?長期的に見て判断し決めていただければと思います。

 

是非これからの家づくりの参考にしてみてください。

 

【注意事項とご理解お願いします。】

発信している内容はこれから家づくりをお考えの方に少しでもお役にたてる情報提供したいとの思いで、約20年家づくりの経験も交えてなるべくわかりやすく

「今から家づくりするならこのように考えましょう!」というスタンスで発信しています。

 

全国で地震が起きる度に耐震基準は改正され、年々、省エネ基準やデザインの流行り、家に対する価値観や考え方も変化しています。

 

それに伴って建築業界も日々進化しています。そういった観点から、既に家づくりされた方には適合しない内容も多々あるかと思いますが決して、すでに建てられた方のお家を批判・否定している訳ではありませんので、ご了承頂けますと幸いです。

 

【こちらの記事もおすすめです】

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・屋根の材料はなにを選べばいい?種類別によるメリット・デメリット

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さらに・・・。

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家づくりという過程においては、「知っておかないと損をしてしまう」

ということがたくさんあります。

 

この業界に長年仕事をしていると

「メーカー都合」

「作り手都合」

「業界都合」というような、実際には住まい手となる方にとっては不利益となってしまうことがたくさんあることに気づきます。

 

業界内で「これを外に漏らすことはタブー」とされている事項についても、

この小冊子ではお伝えしています。

 

きっと、この小冊子を読んで頂くことで、結果的に1000万円以上の得をする(損をしない)と思います。

 

なぜ、この小冊子を作ったのかというと、「インターネットに書かれている情報の中には、正しい情報でなく、

誤った情報がたくさん流れてしまっていて、その誤った情報で家づくりをしてしまっている方がたくさんいる」

ことから、住まい手目線での正しい情報をお伝えしたいと思ったからです。

 

しかし、この住まい手目線での正しい情報をネットに掲載すると、不利益をこうむる人

(ハウスメーカーや建材メーカーの人など)が居て、すぐにネット上で炎上してしまいます。

 

なので、このような小冊子の形で、皆様にお渡ししています。

 

ネットに掲載されている情報の多くは

「その商品を売りたい」

「その材料を使って欲しい(売りたい)」

という目的のある方が、売り込みたいものの利点を並べ、逆にライバルとなる商品や材料の欠点を並べています。

 

実際にその商品のことをプロとして見てみると、都合の良いことだけが強調されていて、

都合の悪いことは書かれていないことがとても多いのです。

 

 

メリットデメリットを中立な立場で紹介されている情報はネット上には

あまり多くないように感じています。

 

そんな誤った情報があまりにたくさんあるものだから、誤った解釈をしてしまっている人が

とても多いのです。

 

是非この小冊子を読んでいただいて、

「メーカー都合」

「作り手都合」

「業界都合」の現実を知って頂き、賢い家づくりをしていただければと思います。

 

下記のアドレスをタップするかQRコードよりぜひご登録下さい。
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