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A WOODEN HOUSE THAT MAKES YOU WANT TO TAKE A DEEP BREATH
長期優良住宅って必要❓ そもそも何❓長期優良住宅のメリットって本当にあるの?
こんにちは!
思わず深呼吸したくなる健康・快適・幸せに暮らせる木の家づくりをしています。
ブログ読んで頂きありがとうございます。
京都府舞鶴市の木を愛する・・・塩見工務店
塩見智則です。

現在、(2019年11月)上棟に向け準備を進めております。
今回のお宅はは長期優良住宅仕様で家づくりをします💪
長期優良住宅で家を建てるには、かなーりの申請書類を作成して、申請する必要があります。
↑かなーりの枚数…。
で当然ですが、長期優良住宅の基準に満たした家づくりをする必要があります。
間取りや建築会社の普段建てられている仕様にもよりますが、基準を満たす高性能な家にする為に建築費も上がる場合が多いと思います。
今回は長期優良住宅って必要❓
そもそも何❓長期優良住宅のメリットって本当にあるの❓
という内容で書いてみたいと思います。
ちょっと専門的なお話になりますが、知っておいて損はない内容になりますので、
これから家づくりをお考えの方はぜひ参考して下さいね☝️
建築会社に中には、長期優良住宅は建築費がかかりますし申請するだけ申請費が無駄‼️という説明をしているところもあるようです😓
実際のところどうなのでしょう❓
そのあたり、ちょいと解説してみます。
長期優良住宅とは?
まずは、長期優良住宅について簡単に…。
平成21年6月4日に長期優良住宅法として施行されました。
目的は、ストック活用型の社会を目指し、長期にわたって住むことができる優良な住宅を普及させましょう💪
ようするに、すぐに住めなくなるような家ではなくて、長く住める良質な家をたくさん建てて、物を大事にする社会にしていきましょう‼️ってことです。
「長期優良住宅」の認定を受けるための条件があってその条件をクリアしないといけません☝️
建築費があがりますと説明されている会社さんが多くあるのは、以下の条件を満たすために通常建てられている仕様の家より、グレードアップする必要があるからです☝️
で申請をする為に申請費用や書類制作費用がもろもろかかります。
約30~40万円くらい。
長期優良住宅を満たすための条件を簡単に解説しますね☝️
☆耐震性の基準を満たせてるか❓
耐震等級2以上にすること☝️
↑これ1番重要です‼️
このためだけに、長期優良住宅をとっておくほうがよいといっても良いくらい😌
耐震等級2以上をクリアするためには、床倍率と壁倍率の計算が必須です☝️
床倍率とは、床の強さを表す指標です。
最近は、1階と2階の壁の位置ががズレているプランや、吹き抜けのあるプランが多くなっています。
このようなプランだと、大きな地震が起きた場合、床(水平構面)への力が大きく働きます。
床の強さがないと、地震力に耐えられず床が壊れてしまい、倒壊というリスクがアップします😓
これを防ぐためには、床倍率の計算をしっかり行い、十分な強度を確保しておくことが必須です☝️
しかし、残念なことに床倍率の計算を行っている建築会社は決して多くありません😓
制震ブレースなどを採用して、一見すると地震対策に力を入れているように見える会社でも、 床倍率の計算をしておらず、耐震等級2以上を取れていない😅そういうケースが多いですね。
同じく壁倍率の計算も必要になってきます。壁倍率1.25倍耐震等級2.
1.5耐震等級3
「耐震等級3相当」なんて記載のある広告を出している会社は怪しいですね・・・。
相当って、勝手に自社で言ってるだけの可能性がありますから、 「床倍率や壁倍率の検討されてますか❓」とズバリ聞いてみてください。
ですが…。
「長期優良住宅」であれば、床倍率、床倍率の計算はきちんとされています(しないとダメ🙅🏻♂️)ので安心です。
☆劣化対策がされているか?
・数世代にわたり住宅の構造躯体が使用できること☝️
・通常の使用環境で、使用期間が少なくとも100年程度となる措置が必要☝️
という条件があり、さらに細かい規定があります。
・地面から1m以内の柱、軸材、合板→薬剤処理 ☝️
・床下や小屋裏に点検口の設置 ☝️
・床下空間に330mm以上の有効高さを確保する事☝️
点検口を設置しても、全然点検できないベランダ下などにも設置を義務付けられます☝️
これはちょっと謎です😓
☆維持管理・更新が容易であるか❓
長年使うとやはり、維持管理交換等をしないといけない部分も家の中にあります☝️
そのため、維持管理が簡単にできるような対策です。
・基礎貫通スリーブなど、交換が容易な部材の採用

・床下が点検しやすいように空間の確保
☆省エネルギー性
省エネ生活を実現できる措置がされている事が条件です。
断熱性等の省エネルギーで住める性能が確保されていることが必要になります。
具体的には省エネルギー対策等級4に対応することが求められます。
☆居住環境の条件
どの場所でも良いと言う訳ではなく、土地の環境も認定される要素になります。
良好な景観の形成その他の地域における居住環境の維持及び向上に配慮されたものであること。
非常にわかりにくい表現😓簡単に言うと、
「将来的に道路になる予定がある場所等なんらかの計画のある場所に建てる家には、長期優良住宅の認定はおろしませんよ。」
って事です。
こればっかりはどうしようもありません。
早めに建築予定地が、長期優良住宅を建てられるのか調べておくしかないですね☝️
☆住戸面積は満たしているか❓
長く住むためには、ある程度の面積が必要という考えに基づいています。
一戸建ての場合は、75㎡以上。
また1つのフロアーは、階段を除いて40㎡以上。
地域によって条件が幅はありますが、55㎡が全国の下限になっています。
この面積規定は忘れがちですが…。
小さい家を計画中の場合、早めに面積を計算しておく方がいいですよ☝️
☆維持保全計画はされているか❓
長年住み続けると劣化部分が出てきます。
計画的に点検やメンテナンスをしていきましょうというのが趣旨。
申請には事前にざっくりした修繕計画の提出が必要です☝️
⇒建築会社が用意します。
修繕も点検も無料ではありません。
当然、費用がかかるので、計画的に貯蓄しておく事が大切です☝️
長期優良住宅のメリットは❓
長期優良住宅には様々なメリットがあります。
・各種税制優遇
・住宅ローン控除額の引上げ
・国のお墨付き住宅なので、資産価値が下がりにくい(と言われている。)
とありますが、
僕の個人的な意見として、耐震等級2以上でないと認定がおりないので、”耐震の事を何も考えていない業者をふるい落せる”のと
最終的に長期優良住宅を採用するか❓しないか❓は抜きにしても…。
長期優良住宅の家を建てれる(建てた事がある)建築会社さんかどうか❓でその建築会社さんの建築の知識や施工レベルや家づくりに対する姿勢を知ることができます☝️
これが一番のメリットだと思います☝️
長期優良住宅のデメリット😅
工務店側からすると…。
・申請が手間😓書類の量が半端じゃないですし、今の基準の建築の知識がないと申請が難しい😓
・必要のないところに点検口が必要になる😓
・どうでもいいところでも基礎高を確保する必要😓
・通気層が必要ない仕様なのに、通気層を設けなくてはならない 😓
etc
といろいろありますが…。
お施主様側からすると…。
建築費用の予算的な部分をのぞれば…。
デメリットはありません☝️
その部分が1番デメリットだったりしますが😓
ただタイミングにもよりますが、長期優良住宅で建てると補助金が受け取れる制度もあります☝️
建築費用という部分で付け加えるとですが…。
ざっくりした例を出すと‥。
はじめから長期優良住宅仕様を標準仕様とされているA建築会社さんが70万円/坪とされてないB建築会社さんで60万円/坪だとしてですよ。
B建築会社さんの方が安いし、良いとはならないですよね❓
A建築会社さんの家の性能は高いので😌
じゃあB建築会社さんに長期優良住宅仕様にしてもらうと…プラス20万円/坪になりますってなった場合どっちの会社さんが性能の高い家をつくっているかって事です☝️
金額的なところに目が行きがちですが、そういうところにも目を向けて頂いて、初期費用はかかっても将来のメンテナンスコスト&ランニングコストも考えて家づくりして頂けたらと思います😊
☆”長期優良住宅は申請費が無駄‼️”と言う説がありますが…。
税制優遇が住宅ローン控除の延長等で申請費分は回収できます☝️
つまり、申請費は無料で国のお墨付きがもらえることになります✨
と考えると、考える価値もあるんじゃないかと思います☝️
☆”長期優良住宅にするには性能UPが必要なので大幅にコストUPしますよ‼️”という説
今どき、どんな低スペックの家を建てているんでしょうか…。
僕としては、
性能表示制度に基づく計算⇒バランスの良い計算
この基準をクリアしておくことが、耐震対策としての最低条件だと考えています。
だから、できれば長期優良住宅の認定書を取ってはどうですか❓と言っているわけです。
まとめ
・長期優良住宅は、耐震性の高い高性能の家を求められる方にはオススメです。
・申請費は税制優遇などで回収できる
・長期優良住宅に対応できる建築会社さんは安心
最後まで読んで頂きありがとうございました!
【これまでお世話になった施工事例】

『楽木(ラッキー)な家』
https://shiomi-kiraku.com/archives/16764

『家族が笑顔で暮らせる木と自然素材の家』
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『奥様の希望を叶える、家族との時間を大切にする家 』
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