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若い大工さんが少ない!建築業界の大工職人不足問題について考える

こんにちは!

 

    思わず深呼吸したくなる健康・快適・幸せに暮らせる木の家づくりをしています。

ブログ読んで頂きありがとうございます。

 

 京都府舞鶴市の木を愛する・・・塩見工務店 

塩見智則です。

今回のテーマは『建築業界の大工職人不足問題について考える』という話を通して

家づくりの仕事について熱く語ってみたいと思います。

 

 

現在、建築業界は職人不足と言われていて大工も年々減少傾向に…

 

これは業界内でも問題になってます。

 

人口の多い団塊の世代が引退を迎えているのも一つの原因。

 

次に人口が多い団塊の世代ジュニアの世代が45歳前後になり、その下の世代が育ってきてない状況です。

 

僕が現在40歳なんですが、たしかに同年代の大工さんは少ない…

その下の世代はさらに少ない…。

 

 

確かに大工の仕事は昔から3K(きつい、汚い、危険)と言われていてやりたがらない人も、やってみたけどやめていく人も多い職業です。

 

 

    ひと昔前は親方が厳しすぎて続かないという話しもよくありました

 

昔はさしがねでしばかれたりとか、理不尽な扱いを受けたりとかいう話を先輩大工さんからよく聞かされました。

 

   そこはその時代ならではの背景があったと思うのでそれくらい職人の道は厳しく、厳しいながらも魅力的な仕事だったということですね。

 

   なんで僕の世代からの下の世代に大工が少ないのか?

  理由の一つ不景気で仕事が少なくなった事や貰える給料も昔に比べて少なくなった事も間違いなく一つの理由だとはおもう…。

 

 

こんな3K(きつい、汚い、危険)な仕事な割には対価が少ないならもっと違うお金の良い仕事をした方が良いって考える人も出てくるのは当然あるでしょうね。

 

でもね…。

 

絶対にそれだけじゃないんですよ。

 

ちょっと僕の経験から話しさせてもらい若干の毒を吐かせて頂きますね。

 

今から16年前・・・。

 

僕は24歳のときに地元舞鶴に帰って、父、兄のもとで家業を継ぐ事を決意し、大工という仕事やりはじめました。

 

この仕事をはじめた頃は、正直辛いことの方が圧倒的に多くて、建築業界も不景気…。

もちろん仕事がまだできないんで給料も少ない…。

 

僕の感覚では、そりゃ仕事ができないんだからそれだけの価値を生み出してないんだから当然!

 

そんな事に不満があるんやったら早く仕事ができるように頑張ったら良いだけの話なんで日々の仕事をがんばるそれだけのことだとおもってました。

 

 

 

ただ同業者の年配の先輩の大工さん達から言われた事・・・。

 

が間違いなくこれから大工を目指し若者のやる気をなくさせていたのだとおもいますね。

 

どの業界でも一緒かもしれませんが、

不景気だから・・・。

これから仕事も減って厳しくなるだとか、昔は良かったみたいな話…。を言う上司や先輩いませんか?

 

僕が当時聞かされたこと・・・。

『これから建築業界は厳しくなるぞ。』

 

『お前らはかわいそうやなーー。

わしの若い頃、うぬんかんぬん…。』という過去の栄光話の数々…。

 

 

これから家づくりの仕事をやっていこうと思ってる24歳の僕に家づくりという仕事にワクワクするような楽しい未来がまっていないみたいなそんな話をよく聞かせてもらいました。

 

そんな話を大工やりはじめた若い子が聞かされて大工の仕事を続けよう!となるんでしょうか?

 

絶対ならんでしょう!

 

 

それが若い大工さんが減っている一つの原因だと思ってます。

 

 

確かに先輩方の言われているように不景気で厳しいかもしれない・・・。

 

そんな厳しい中にもやりがいや楽しさはあると思います。

 

 

それから年月が経ち40歳になった今…。

 

大工の仕事は、僕は責任のある大変な仕事ですが、とても楽しい、やりがいのある仕事だと思ってます(^_-)

昨日できなかったことができるようになるのが楽しかったり…。

 

そんな楽しい家づくりにお施主様にも参加して頂いて一緒に楽しんだり・・・。

 

 

 

なにより色々頭を悩まして、お施主様と共に悩み、提案させて頂きながらつくった家が完成をして、お施主様に喜んでもらった時の達成感は言葉では言い表せない…。

 

大工に限らず、どんな仕事でもお客様に喜んでもらえると嬉しくてその仕事が楽しく、好きになったりするもんじゃないかなと。

 

 

 

お客様に喜んでもらうには?

 

どうして喜んでもらおう?

 

と考えて仕事をすると家づくりの知識や経験っていうのが必要だから勉強するし、結果お客様の喜びに繋がって楽しい(=^・^=)

 

だからもっと勉強する、もっと経験する!という好循環が生まれる。

 

  自分で仕事を楽しくする、好きになる工夫や努力をするというのが大事だとぼくは思っています。

 

そして…やっぱり家づくりの仕事は楽しい!そう言い続けたいと思ってます。

 

 

 

なので・・・。

 

これから家づくりの仕事に就く若い人達に家づくりって楽しい仕事なんだ!って事を伝える事が僕達世代の役割かな。って最近思います。

 

せっかく人生の長い時間を仕事というものに費やすんだから、やりがいのある家づくりの仕事をしてほしいですしね(^_-)

 

僕と同世代の家づくりの仕事をしている人はこれから未来を背負う若い後輩たちに家づくりの仕事は楽しい!

という事を伝えていってほしい!

伝えていきましょう!

 

これで建築業界の大工職人不足問題も解決しますよ!

 

 

ちょっと熱く語ってしまいました・・・。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました!

 


~家づくりと一緒に家族のサイズ・暮らしに合わせてオーダーで製作する~

木とアイアン家具・インテリア『木鉄~こてつ~』

 

僕らみたいな小さな工務店ができる家づくりはどんな家づくりなんだろう?

と考えたときにどこでもあるような大量生産の家づくりよりも・・・・。

 そこに住まわれるお客様の暮らしに合わせた家づくりをしていく事が僕らの役目なんだと感じています。

 

 実は僕が家づくりの仕事をしていてずっとやりたいと思ってた事なんです。

 せっかくたくさんの建築会社がある中、弊社との家づくりを選んで頂いたお施主様の為だけに・・・。

世界に一つしかないものを提供したいと思っています。

あたたかい質感の木と硬く冷たい質感のアイアン、一見相反する素材ですが、

冷たい鉄も、自然のぬくもりを感じる木と合わせることで“あたたかな暮らし”に馴染むんです。

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木を愛する・・・塩見工務店は舞鶴市を中心とした京都北部エリア(福知山市、綾部市、宮津市、京丹後市)で

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