BLOG A WOODEN HOUSE THAT MAKES YOU WANT TO TAKE A DEEP BREATH

『手間』について・・・。家づくりの現場で考えてみました。

こんにちは!

    思わず深呼吸したくなる健康・快適・幸せに暮らせる木の家づくりをしています。

ブログ読んで頂きありがとうございます。

 

 京都府舞鶴市の木を愛する・・・塩見工務店 

塩見智則です。

 まだまだ暑い日が続きますが新築現場は順調に進んでいます。
 
 新築に向け打ち合わせを重ねておりました。
子育て世代のお客様と先日、契約をさせて頂きました。
ありがとうございます。
世界でひとつのこだわりの家を一緒につくっていきましょう!
 
 
電気屋さんによる配線工事・・・。
この配線の丁寧さこの一手間にプロ意識の高さを感じます(^_-)
 
今回のお宅は柱が見える真壁工法の為の傷防止の養生をしました。
 

 

 

こういう一手間。

家づくりの現場では大事だと思っています。

 

今回はそんな『手間』についてちょっと僕の思いを書いてみました。

ちょっと長文になりましたが最後までお付き合い下さい^_^;)

 

手間を惜しむ・・,。

手間を省く…。

手間をかける…。

手間がかかる…。

手間とは、ことを行うために費やされる時間や労力のこと…。

時間に追われる現代社会では『手間いらず』が重宝されてます。
一方、手間をかける価値や魅力が感動や感謝につながっていくことを再確認する人も増えているように思います。

 

この『手間』について家づくりの現場で考えてみました。
家づくりの現場ではよく『手間』についての会話がかわされます。

 

「これは手間がかかる仕事だなー。」

「すごいね、手間がかかっているよな!」

「これじゃあ、手間代も出ないよね!」
「手間かけすぎだよ!」

「やっぱり手間をかけないからこうなっちゃうんだよねー。」

「やっぱり一手間かけるだけで違うね!」

手間とは、ことを行う時に費やされる時間や労力という事は・・・。

つまりは家の費用に直結します。

時間無制限で行われるものづくりは限られています…。

 

そりゃ時間無制限でものづくりができればいくらでも良いものがつくれるでしょうが、

やはり決められた期間、決められた金額が決まってますしね(^_-)

 

ただただ時間を掛けるなら「無駄な手間」だと言われてもしょうがありません。

 

時間がかかるのには能力に関係することもあり、その場合「手間=時間」としていいものか迷います。

 

手間が時間と労力だけであればコストに直結し『手間を省く=コスト削減』となります。

 

ただつくり手の自己満足の手間はカットしなければなりませんが、住まいの不具合につながる恐れのある手間のカットは慎重な判断が必要だと思います。

知識や経験、情報不足などから間違って判断されることも少なくないかもしれません。

 

なんでもコストを削減する為に手間を省けば良いってものではないです。
効率よくと手(間)離れよくの意味は近いのかもしれませんが、手間の中の労力には別の意味もあるように思います。

 

それは労力には気持ちの要素、つまり気持ちを込めるという心の部分が含まれ、気持ちがこもった労力であってこそ、初めて手間をかけた仕事として本来の意味が出てくると思うからです。

 

気持ちを込める労力に職人技、手技が挙げられますが、家づくりでは傷がつかないよう養生に手間をかけたり、安全に作業する環境を整える手間もあります。

 

お施主様と入念に打ち合わせしながら家づくりをしていくのもそうですね。

 

いい手間の集合がいい家づくりにつながっていく!
 
時代が変わってもそれだけは変わらないと信じてます。

ただ、強要された手間(とにかく安く!早く!の家づくり)にはつくり手の思いが込めにくく、感謝や感動が遠のいてしまいます。

更にスピードが上がる社会、そして建築現場。

 

その中での手間を考えるとき「一手間」がとても大切に思えてきました。

限られた時間、予算のなかでぎりぎりでも「一手間」なら・・「気持ち」を足すことなら出来る。

 

家づくりの現場でみんながそう思って仕事をすれば「一手間」がたくさんの「気持ち」の集まりとなり、こころのこもった家づくりになっていきます。

 

リオのオリンピック、陸上400mリレーでのバトン渡しで日本のチームワークのよさが高く評価されました。

 

家づくりでも現場から事務所、資材納入業者さんまでつながったチームワークがいい仕事につながることは間違いないです。

お互いの仕事に気配り出来るチームワークが必要です。

 

1人の心のない職人(業者)さんで仕事のリズムが狂う時があります。

みんなの「一手間」を傷つけることがあります。

その時、狂ったリズムを元に戻すのもチームワークです。

それはお施主様との関係も同じ事が言えるんじゃないかと…。

お施主様と施工業者という主従関係は確かにあれど、その前に人と人との信頼関係が大切だと思うのです。

 

木の家ほど工事中、住み始めてからも「手間」を意識させ、活かせる家づくりはないと思います。

 

手間は感謝と感動に繋がると信じてこれからも「一手間」を大切に家づくり進めていきたいと思います。

 

 

最後まで読んで頂きありがとうございました!


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

木を愛する・・・塩見工務店は舞鶴市を中心とした京都北部エリア(福知山市、綾部市、宮津市、京丹後市)で

一生に1度の家づくりを大切にして健康に快適で暮らしたい!毎日の暮らしを楽しみたい!

お客様のために思わず深呼吸したくなる本物の木と自然素材の家の魅力を伝え広めていくために家づくりしている工務店です!

HP: http://www.shiomi-kiraku.com

BLOGhttp://shiomi-kiraku.sakura.ne.jp/wp/blog

Fecebookページ:https://www.facebook.com/shiomi.kiraku/

Instagramhttps://www.instagram.com/shiomi_koumuten_tomo/

You Tubehttps://www.youtube.com/user/daikunotomo

木工工房 Sincerely Woodhttps://www.facebook.com/sincerely.kiraku

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

お問い合わせ下さい

TOP