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新築のお風呂・鏡やカウンターは本当に必要?掃除がラクになる「引き算」の考え方

新築のお風呂・鏡やカウンターは本当に必要?掃除がラクになる「引き算」の考え方

こんにちは、きらくハウスの塩見です。

新築のお風呂を決めるとき、意外と悩まれるのが「鏡」「カウンター」「収納棚」を付けるかどうかです。

ショールームに行くと、きれいなシステムバスに大きな鏡が付いていて、カウンターもあって、シャンプーを置く棚も用意されています。

そうなると、なんとなく
「これが普通なんやな」
「外したら不便になるのかな」
と思いやすいんですよね。

でも一方で、今のお住まいで鏡の白いウロコ汚れ、カウンター裏のピンク汚れ、ボトル底のヌメリに悩んでいる方も多いと思います。

仕事、家事、子育てで毎日バタバタしている中で、お風呂掃除まで手間がかかると、しんどいですよね。

今回は、新築のお風呂で「鏡・カウンター・収納棚をあえて付けない」という、引き算のお風呂についてお話しします。

ゴム手袋を着用してシステムバスの浴槽の縁をスポンジで丁寧に掃除・お手入れする様子。

結論:お風呂の鏡やカウンターは「本当に使うか」で判断

最初に結論からお伝えすると、お風呂の鏡・カウンター・収納棚は、必ず付けないといけないものではありません。

もちろん、あった方が便利なご家庭もあります。

お風呂で鏡を見ながら髭を剃る方。
カウンターに洗面器を置いて体を洗う習慣がある方。
シャンプーや掃除道具の置き場所を、最初から固定しておきたい方。

そういう暮らし方なら、無理に外さなくても大丈夫です。

ただ、今のお風呂で、

「鏡はほとんど見ていない」
「カウンターは物置になっているだけ」
「棚は掃除が面倒な場所になっている」

という状態なら、最初からなくす選択肢も十分にあると思います。

大切なのは、メーカーの標準仕様に暮らしを合わせることではなく、自分たちの家族の使い方に合わせて選ぶことです。

優しいベージュの木目調アクセントパネルを採用し、鏡を省いてカウンターのみを設置した清潔感のあるユニットバス。
▲カウンターあり/鏡なし
ナチュラルな木目調壁面と白で統一された空間に、掃除のしやすさを考慮して鏡とカウンターを省いたシンプルな浴室。
▲カウンターなし/鏡なし
石目調のアクセントパネルに縦型ミラー、シャワーカウンター、壁面収納棚を備えた機能的なシステムバス。
▲カウンターあり/鏡あり

なぜお風呂の仕様は悩まれやすいのか

お風呂の仕様で悩みやすい理由は、「今まであったもの」をなくすことに不安を感じるからです。

実家にも鏡があった。
賃貸にもカウンターがあった。
ショールームでも付いていた。

そうなると、ない方が不自然に感じてしまうんですよね。

それに、ご夫婦で意見が分かれることもあります。

奥様は「掃除が大変だから、できるだけなくしたい」と思っている。
ご主人は「鏡がないお風呂って不便じゃない?」と思っている。

こういう温度差、実際によくあります。

でも、ここで大事なのは、どちらかの意見を無理に通すことではありません。

普段のお風呂で、誰が、何を、どれくらい使っているのか。
そして、掃除の負担を誰がどれくらい感じているのか。

そこを一度整理してみると、判断しやすくなります。

ソファに座り、笑顔で住宅カタログの間取りや内装写真を見ながら打ち合わせをする夫婦。

判断基準①:鏡を本当に使っているか

まず確認したいのは、お風呂の鏡をどれくらい使っているかです。

お風呂の鏡って、付いているけれど曇っていて結局見えない。
白いウロコ汚れが付いて、掃除のたびにストレスになる。
そういう方も多いと思います。

ウロコ汚れというのは、水道水に含まれる成分が乾いて固まり、鏡に白く残る汚れのことです。

一度こびりつくと、普通のお風呂洗剤ではなかなか落ちにくいこともあります。

髭剃りを洗面台でする方であれば、お風呂の鏡はあまり必要ないかもしれません。

逆に、お風呂で鏡を見ながら髭剃りをする習慣がある方は、鏡がないと不便に感じることもあります。

最近は、必要なときだけ使えるマグネットタイプの鏡もあります。

最初から大きな鏡を固定するのではなく、必要になったら足すという考え方もできます。

ダークトーンの石目調パネルとグレーの浴槽に、壁固定の縦長ミラーとシックな黒いカウンターを組み合わせたモダンな浴室空間。
▲固定ミラー
温かみのある木目調パネルの壁に、位置を自由に変更できる丸型のマグネットミラーを取り付けたユニットバス。
▲マグネットタイプのミラー

判断基準②:カウンターが物置になっていないか

カウンターは、あると便利そうに見えます。

でも実際には、シャンプーボトルや洗面器を置きっぱなしにして、水がたまり、裏側に汚れがつきやすい場所でもあります。

特に小さなお子さんがいるご家庭では、毎日のお風呂が慌ただしいですよね。

子どもを洗って、自分も洗って、着替えさせて、髪を乾かして。
そのあとにカウンターの裏まで毎回きれいに拭くのは、なかなか大変です。

それなら、最初からカウンターをなくして、壁も床もサッと流しやすくしておく方が、暮らしには合っているかもしれません。

カウンターがないと、お風呂全体も少し広く感じやすくなります。

落ち着いたウォールナット調の木目パネルに合わせ、同系色の棚と洗い場カウンターを設けた開放感のある窓付き浴室。
▲カウンターあり
白を基調とした壁面に横長ミラーと水栓のみを配置し、カウンターを無くして足元を広く確保したすっきりとした浴室。
▲カウンターなし

判断基準③:収納棚は固定式でなくてもいい

シャンプーやリンスはどこに置くの?
ここは多くの方が気にされるところです。

でも、今はマグネット式の収納ラックがかなり使いやすくなっています。

壁にくっつけられて、位置も変えられる。
子どもの成長に合わせて高さを変えられる。
汚れたら外して丸洗いできる。

固定の棚よりも、暮らしに合わせやすい面があります。

ただし、システムバスの壁がマグネットに対応しているかどうかは、事前に確認しておくと安心です。

マグネット対応というのは、磁石で収納ラックや鏡を取り付けられる壁かどうかということです。

メーカーや仕様によって違う場合があるので、発注前に住宅会社と確認しておきましょう。

石積み調のアクセントパネルに、ボトル類をすっきりと置ける固定式の2段ホワイト収納棚と手すりを備えたバスルーム。
▲固定 収納棚
壁面の好きな位置に着脱できるマグネット式の収納ラックとフックを活用した、ボトルや小物の浮かせる浴室収納レイアウト。
▲マグネット 収納棚

判断基準④:地域の湿気や暮らし方も考える

舞鶴市や綾部市、福知山市、宮津市、高浜町、おおい町周辺は、季節によって湿気がこもりやすい地域です。

梅雨時期はもちろん、冬も天気がどんよりする日が多く、浴室が乾きにくいと感じることがあります。

お風呂はどうしても湿気が集まりやすい場所です。

だからこそ、凹凸や水がたまる場所を減らしておくことは、日々の掃除をラクにするうえで意味があります。

鏡、カウンター、棚を減らすことは、見た目を寂しくするためではありません。

水が残る場所を減らして、乾きやすく、掃除しやすいお風呂にするための工夫です。

ピンクのゴム手袋を着用し、スプレー洗剤とスポンジを使ってバスタブ内のお手入れをする様子。

引き算のお風呂のメリット

引き算のお風呂の一番のメリットは、掃除のしやすさです。

鏡のウロコ汚れを落とす。
カウンターの裏をのぞき込んで洗う。
棚を外してヌメリを取る。

そういった細かい手間が減ります。

お風呂から出る前に、壁や床の水気をサッと切るだけでも、きれいを保ちやすくなります。

もうひとつのメリットは、見た目がすっきりすることです。

余計なものがないお風呂は、意外と清潔感があります。

最初は「ちょっとシンプルすぎるかな」と感じるかもしれませんが、住んでからはそのシンプルさがラクさにつながることもあります。

また、仕様によっては、鏡やカウンターなどを減らすことで費用が少し抑えられる場合もあります。

その分を収納計画や断熱、照明、家具など、ご家族の暮らしに合う部分に回す考え方もできます。

黒のアクセントパネルとダウンライトが映える、カウンターや鏡を省いたシンプルでモダンなユニットバス。
石目調のアクセントパネルと白い浴槽を組み合わせた、鏡やカウンターのないすっきりとしたバスルーム。

注意点・デメリットも確認しておきたいこと

もちろん、引き算のお風呂にも注意点はあります。

まず、家族の誰かが本当に鏡やカウンターを使っている場合は、なくすことで不便になることがあります。

特に髭剃りやヘアケアなど、お風呂の中で鏡を使う習慣がある方は、代わりの方法を考えておきたいですね。

次に、マグネット収納を使う場合は、壁がマグネット対応かどうかの確認が必要です。

「あとで付ければいい」と思っていたのに、磁石が付かない壁だったとなると困ります。

また、鏡やカウンターをなくしたからといって、お風呂掃除がゼロになるわけではありません。

床や排水口、壁の水気、換気は必要です。

ただ、掃除する場所がシンプルになるので、続けやすくなる。
ここが大きいと思います。

白いタイル壁と水栓を背景に並べられた、浴室用の詰め替えディスペンサーボトル。

きらくハウスとして大切にしている考え方

僕は、家づくりで「標準仕様だからそのまま付ける」という決め方は、少しもったいないなと思っています。

標準仕様が悪いという意味ではありません。

ただ、そのご家族にとって本当に必要かどうかは、別の話です。

お風呂に鏡があるのが当たり前。
カウンターがあるのが当たり前。
棚があるのが当たり前。

そう思い込んでいるだけで、実はなくしても困らないものはあります。

元大工として現場を見てきた立場で感じるのは、家は複雑にすればするほど、掃除やメンテナンスの手間も増えやすいということです。

暮らしを豊かにするために足すものも大切です。
でも、暮らしをラクにするために引くものも、同じくらい大切です。

きらくハウスでは、見た目だけ、価格だけ、性能だけで決めるのではなく、住んでからの毎日がどうなるかを一緒に考えたいと思っています。

リビングでスマートフォンを見ながらペンを手に持ち、家づくりについて話し合う夫婦。

本記事のまとめ

新築のお風呂で、鏡・カウンター・収納棚をなくす「引き算のお風呂」は、掃除をラクにしたいご家族にとって、前向きな選択肢になります。

ただし、何でもなくせばいいという話ではありません。

本当に使っているか。
掃除の負担になっていないか。
家族みんなが納得できるか。

このあたりを整理しながら考えると、判断しやすくなります。

家づくりは、正解を探すものというより、自分たちの暮らしに合う形を見つけていくものだと思っています。

お風呂ひとつでも、少し引き算するだけで、毎日の気持ちが軽くなることがあります。

家づくりは、もっと自由で、もっと楽しく考えていいものです。

ご家族が住んでから「この家でよかったな」と感じられるように、無理なく、楽しく家づくりを進めていただけたら嬉しいです。

明るい光が差し込むリビングのソファで、笑顔で楽しそうに対話する夫婦。

きらくハウスの施工エリアについて

舞鶴市のきらくハウスを中心とした対応エリアを示す施工エリアマップ。

きらくハウスでは、京都府舞鶴市を中心に、綾部市・福知山市・宮津市、福井県高浜町・おおい町など、事務所から車で約1時間圏内を目安に家づくりのご相談を承っています。

「まだ何から始めたらいいかわからない」
「設備の選び方で迷っている」
「自分たちに合う家づくりの進め方を整理したい」

そんな段階でも大丈夫です。

相談会や見学会も、契約を急ぐための場ではなく、ご家族の不安を整理して、家づくりを少し前向きに考えてもらうための時間だと思っています。

まずは、暮らしの中で気になっていることを整理するところから始めてみてください。

よくあるご質問

Q. お風呂の鏡をなくして、あとから欲しくなったらどうすればいいですか?

マグネット式や貼り付けタイプの鏡を使う方法があります。最初から大きな鏡を固定しなくても、必要になったタイミングで足すことはできます。

Q. カウンターがないとシャンプー置き場に困りませんか?

マグネット式の収納ラックを使えば、使いやすい高さに置き場をつくれます。外して洗えるので、固定棚より掃除しやすいと感じる方も多いです。

Q. 引き算のお風呂は見た目が寂しくなりませんか?

シンプルにはなりますが、清潔感が出やすく、すっきり見えることも多いです。照明や壁柄、床色の選び方で、落ち着いた雰囲気にもできます。