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〖ペットと暮らす家づくり〗迎える前だからできる4つの安心工夫

〖ペットと暮らす家づくり〗迎える前だからできる4つの安心工夫

こんにちは、きらくハウスの塩見です。

「今はまだ飼っていないんですが、いつか犬と暮らしたくて」
「子どもがもう少し大きくなったら、猫を迎えたいんです」

こういうお話、家づくりの打ち合わせの中で出てきます。

ただ、まだ飼っていないからこそ、

「今はそこまで考えなくてもいいかな」
「飼う時期が決まってからでも遅くないかな」

と思う方が多いのですが、ペットと一緒に暮らし始めてから気づく、後悔がけっこうあります。

僕は、ペットと暮らす家づくりで大事なのは、

「ペットも家族みんなも無理なく安心して暮らせるか」

だと思っています。

この記事では、ペットを迎える前だからこそ考えやすい工夫を、分かりやすく整理してみます。

無垢材の床が広がる明るいリビング。フロートタイプの木目調テレビボードを配置した空間で、愛犬がボール遊びを楽しんでいる。

どうして“迎える前”に考えるといいの?

ペットとの暮らしって、やっぱりいいものです。

帰宅したときにうれしそうに迎えてくれたり、ソファの端で気持ちよさそうに眠っていたり。
家の中の空気が、少しやわらかくなる感じがありますよね。

その一方で、暮らし始めてみると、しつけだけでは解決しにくいことも出てきます。

・自由に動けるのはいいけれど、入ってほしくない部屋にも行けてしまう。
・遊んでほしくないものに手が届いてしまう。
・外の気配に反応して落ち着かなくなる。
・音やにおいのことが少しずつ気になってくる。

こういうことは、住みながら工夫していくこともできます。

ただ、扉の選び方や窓まわり、収納や居場所の考え方は、最初に少し意識しておくと後からの負担が減ります。

「どこで寝るかな」
「お留守番はどこが落ち着くかな」
「子どもと一緒に動いても危なくないかな」

今後の暮らしやすさのためにも、家を建てる前に家族でそんな話し合いは必要だと思います。

人工芝の庭と広々としたウッドデッキ。ダークトーンの外壁を背景に、家族と愛犬が外遊びを楽しむ様子。

1.ペットドアは“便利そう”だけで決めない

白い室内ドアに組み込まれたペットドア。猫がスムーズに部屋を行き来する様子で、ペットの動線を考慮した機能的な建具。

まず考えたいのが、ペットドアです。

「自由に出入りできた方がよさそう」
と思う方は多いと思います。実際、場所によってはかなり便利です。

ただ、“付ければ安心”ではないんです。

小さい時期を基準にサイズを決めると、大きくなったときに窮屈になることがあります。
逆に大きすぎると、冷暖房の効きやにおいの広がりが気になることもあります。

きらくハウスでは断熱や気密も大事にしています。
夏や冬に部屋ごとの温度差が出にくいことや、冷暖房が効きやすくて過ごしやすいことにつながります。

だからこそ、開口部をどうつくるかは、暮らしやすさに関わってくるんです。
それから、どこに付けるかも大切です。

家族がよく通る場所なのか。
来客があったときに落ち着きにくい場所なのか。
夜中の行き来が増えそうか。

こういう毎日の場面を少し想像しておくと、本当に必要かどうかが見えやすくなります。

便利そうだから付ける、ではなくて、
「この場所なら、人にもペットにも無理がないかな」
と考える方が、あとで後悔しにくいです。

2.ドアの取っ手は、小さなことのようで安心感が変わります

白い壁面に向かって前足を伸ばし、立ち上がる猫の様子。ペットと暮らす住まいにおける、壁材の耐久性や保護対策を検討する際の参考になります。

次に見ておきたいのが、ドアの取っ手です。

ここ、意外と見落としやすいんですが、器用な子だと前脚でレバーを触って開けてしまうことがあります。

入ってほしくない部屋に入れたり、玄関まわりに近づきすぎたりすると、ちょっとヒヤッとすることもありますよね。

だから、ドアの形や取っ手は、見た目や使いやすさだけで決めない方が安心です。

たとえば、

・開けにくい形の取っ手にする
・引き戸にして開き方を変える
・入ってほしくない場所は、ゲートを置きやすいようにしておく

こういう工夫があるだけで、暮らし始めてからの不安は減りやすいです。
特に、小さなお子さんがいるご家庭は、このあたりを一緒に見ておくと安心です。

子どもとペットが同じ空間で動くからこそ、

「自由に動けること」と「危ない場所に入りにくいこと」

この両方のバランスが大事です。

こういうところって、建てる前なら整えやすいんです。
でも住み始めてから直そうとすると、ちょっと手間になったりします。

3.窓まわりは、見た目より先に“事故が起きにくいか”で考える

白いブラインドの隙間から顔を覗かせる猫。

3つ目は、窓まわりです。

ここは人だけで暮らしていると見落としやすいんですが、ペットがいると見え方がかなり変わります。特に猫は、ひも状のものに反応しやすいですし、遊んでいるうちに絡まる心配もあります。

なので窓まわりは、見た目のすっきりさだけでなく、

「思わぬ事故が起きにくいか」

で見ておくと安心です。

それから、窓の位置や外の見え方も意外と大事です。

外の動きがよく見えすぎると、通行人や車に反応して落ち着かない子もいます。
逆に、少しだけ外の気配が分かることで安心する子もいます。

ここは性格にもよるので、決めつけはできません。

でも少なくとも、

「おしゃれだからこれ」

だけで終わらせず、刺激が強すぎないかも見ておくと失敗が減りやすいです。

窓って、明るさや風通しだけじゃなくて、落ち着きやすさにもつながるんですよね。

4.音・におい・換気・収納まで見ておくと、毎日がもっと楽になります

清掃しやすいタイル床と排水口を備えた土間風のペットスペース。ベッドやトイレトレイが置かれ、汚れを気にせず愛犬が快適に過ごせる専用空間です。

ペットと暮らすとかわいい反面、においや毛、温度のことはやっぱり気になります。


「その子が落ち着けて、家族もお世話しやすいか」
で考えると、ちょうどいいバランスが見えやすいです。

たとえば、玄関近くに足を拭きやすい場所があるだけでも助かります。

洗面や脱衣室の近くに少しスペースがあると、お世話がしやすいこともあります。

リビングの一角を居場所にするなら、人の動線を邪魔しすぎないかも見ておきたいところです。

換気については、空気がこもりにくくて、においが残りにくい、「第一種換気」がおすすめです。

給気・排気ともに機械で行い、計画的な空気の入れ替えにより、ペット特有のニオイや抜け毛、ハウスダストを効率よく排出します。

それと、ペットとの暮らしは意外と物が増えます。

・フード
・トイレ用品
・シーツ
・おもちゃ
・お手入れ道具

なので収納計画の中に、最初から少しだけ“その子のものの居場所”を考えておくと、部屋が散らかりにくいです。

もし地域によって確認しておいた方がいいルールがあるなら、その点も早めに見ておくと安心です。

家ができてから慌てるより、前もって知っておく方が気持ちも楽ですからね。

まとめ|ペットのためだけでなく、家族みんなの安心につながります

吹き抜け空間の壁面に造作された無垢材のキャットウォーク。モダンな黒いアイアン手摺りとの相性も良く、猫が安全に上下運動できる立体的な設計です。

ペットと暮らす家づくりというと、特別な設備がたくさん必要に感じるかもしれません。

ペットドアをどうするか。

ドアの取っ手をどうするか。

窓まわりをどう整えるか。

そして、居場所や換気、収納をどう考えるか。

このあたりを迎える前に少しだけ考えておくだけで、暮らし始めてからの負担はかなり変わります。

きらくハウスでは、「家づくり勉強会」や「個別相談」を定期的に開催しています。

「何から始めたらいいのか分からない」「まだ具体的には決まっていない」という段階でも大丈夫です。ご家族が大切にしたい暮らし方や、無理のない家づくりの進め方を一緒に整理していくことができます。

また、将来、犬や猫と暮らしたいと考えている方には、ペットドアや窓、扉、居場所、換気、収納などについても、実際の暮らしを想像しながらご提案しています。お気軽にお問い合わせください。

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