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家の予算がオーバーってなったときに何を検討して費用を削ったら良いの?
こんにちは!
ブログ読んで頂きありがとうございます。
『家は居心地』をテーマに家づくりをしています。
自社大工の2人と家の施工について打ち合わせをしました。
京都府舞鶴市の~きらくハウス~塩見工務店 塩見 智則です。
「家の予算が合わない」
先日、家づくり検討中の大阪の知人からこんな質問
現在、建築会社と打ち合わせ中で間取りもかたまり、自分たちの思いを伝えて現在、見積もり段階…。
概算見積もり段階だけど…。
家の予算を確実にオーバーとの事…。
で…現在、色々コストダウンを検討しているんだけども削るならどのあたりを確認したらよいの⁉️って
さて、この時は何をどうすれば良いのでしょうか?
家は建てて終わりじゃないので…。
初期費用(イニシャルコスト)だけでなく、メンテナンスコスト、ランニングコストも加味して考えたほうが良いよね☝️
という考え前提で家づくりをしている僕の立ち位置から知人にアドバイスをしました。
家の予算がオーバーってなったときに何を検討して費用を削ったら良いのか?
いきなり最初から結論いうと…。
それは…。予算オーバーしている額にもよりますが…。
大幅にオーバーしている場合は「設計を見直しましょう!」です。
家づくりでよく聞く話で、「塵も積もれば山となる」
確かに一理ありますが…。思いの他予算は下がりません。
仮にですが…。
150万円予算オーバーってなると2万3万のオプションをちびちび削っても正直…。
「希望の予算はまでには下げられない!」
って経験は家づくり経験者では結構あるあるになっていますよね?
では家の予算オーバーした時にどこを確認したらよいのか?
もう少し書いてみます。
今から建築会社を決めて設計打ち合わせに入る!っていう方は知っておくと良いと思いますよ☝️
家づくりの打ち合わせ進めていくとよくあるのが…。
・2000万円オーバーの買い物をしてると金銭感覚が麻痺する
→普段は1000円の高い、安いが気になるが、家の予算になると1万2万が安く感じ始める
・やたら気が大きくなる
→「一生に一度の買い物だから思いきっていっとこ!ってなる
・情報収集をしているとあれもこれも欲しくなる
→家は知れば知るほど良い性能、商品があるので片っ端から付けたくなる
などというすでに注文住宅建築済みの先輩な「あるある」として知られる予算オーバー体験談があります。
実はぼくもその一人。気持ちは凄くわかります!だってこだわりたいから
このままではまずい‼️と冷静になってはみるものの…。
「ドコを削ればよいのやら・・・」と夫婦で頭を悩ます結果になります。
この時点では理想から現実に引き戻されていきます・・・。
できれば予算オーバーでテンションが一気に下がらない為に事前に回避したくないですか?
ではどうやって?
どの様にして見直すのか?
ポイントを解説しておきましょう
家の予算オーバーを予測する為には設計時点で予算管理をする
これにまさる予算オーバーを管理する方法はありません。
まずは基本設計に問題がないのか?確認してみましょう。
家づくりをはじめようってなって建築会社さんに要望を伝える段階
「いよいよ!これから!」っていうテンションになりますのでどうしても気が大きくなっています
通常のLDKや寝室、子ども部屋以外に「書斎が欲しい!出来れば3~4帖」「家事室は欲しい、アイロンかけたり畳んだり、そうするとやっぱり3帖ぐらいかな」とか?
一階にファミリークローゼット欲しい!土間収納も!って感じで…。
最初は予定していなかった部屋やスペースが増えガチです。
いざ設計のタイミングになるとインターネットですでに家を建てた諸先輩方の意見を参考します。
すると…。
こんな間取り良い!ってな感じであれやこれやと家がどんどん大きくなります
「リビングは16帖では狭かった!やっぱり20帖は欲しい!」とか
「和室は4.5帖では狭い8帖にしとけばよかった」などなど…。
こんな声をたくさん目にすると・・・。
「あー‼️やっぱりリビングは20帖はいるよなー‼️」となりがちです。
これが危険です。
このネット上の声はあなたの予算は気にしてくれてませんし、予算に限りがなければそもそも悩まないですしね
予算があっての家づくりです
ネットで失敗談や後悔談を語っている方と家族構成も違えば、ライフスタイルも違いますし、価値観も違います☝️
↑ここ重要‼️かなり重要‼️
なのでその声を鵜呑みにするのではなく、参考程度にとどめて…。
自分たちに本当に必要な「居場所」を確保する様にしましょう!
例えばご主人に人気の書斎。
今、現在の生活でも仕事を家に持ち帰る事が多くほぼ家で仕事をする方であれば良いですが…。
「家で仕事はしない主義」「家に持ち帰る仕事がない」というご主人さんが本当に書斎が必要なのか?
本当に必要なのか?
考えてみましょう。
例えば子育て真っ最中の過程のご主人さんが書斎にこもれる時間あると思いますか?
「書斎にこもって一人でテレビ見たり、漫画読んだりしたい!」
もちろん理解出来ます。
でも現実難しいかもしれません。
やっぱり書斎は難しいとなれば二階のホールをうまく活用したりして籠もり部屋とはなりませんが二階を少しゆとりをもたせるのもアリだと思います。
通常廊下の幅は尺モジュールだと約780ミリ幅になります。
もう少しだけ広げて有効で1235ミリ幅とればちょっとしたゆとりのスペースになります。
そこにちょっとイスとテーブルをおくだけでも結構くつろげる空間になります。
そこを室内の洗濯物干しスペースにしてもよいかもしれません☺️
「書斎が4畳欲しい!」
「物干しスペース2畳欲しい!」
などを工夫して解消することで約3坪減らすことができます。
坪60万円の会社だとざっくり180万円最初から予算ダウンします。
(ざっくりですよ☝️)
そうやって少し柔軟に考えるとLDKや家事室や、書斎、ウォークインクロゼットなどもうまく設計する事でドンドン家は無駄なくコンパクトになります。
家の予算オーバーを防ぐのは最初が肝心で、できるだけ設計をコンパクトにする事ではじめの段階で予算に近づけることが可能です。
オーバーした150万円分の見積もりを水廻りのオプションや仕上げの仕様などで、2万円~5万円ちまちま削っていくことは正直難しい。
かつ理想の家づくりからだんだん遠くなっていくのはストレス これは、家づくり経験済みの方は納得していただける話ですね!
工夫や考え方で36坪の家を33坪まで絞ってみる。
そもそもスタート段階でコンパクトに考える
こういう設計は非常に重要だと思います☝️と考えると。
注文住宅で予算オーバーをしないために事前にしっかりした資金計画をして、予算を把握した上で建築会社さんに家の大きさを相談する事がポイントです。
何事も最初が肝心で最初から「ドンっ!」と大きい設計をみてしまうと、どうしても後から家を小さくしていく作業はちょっと虚しくなりますのでご注意ください。
畳2枚分が1坪です。これを小さく出来れば家が1坪単価分安くなると考える、設計を見直す気になるのではないでしょうか?
参考になれば幸いです。
【舞鶴市で注文住宅を建てるなら~きらくハウス~塩見工務店】
~きらくハウス~は、舞鶴市の工務店です。
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